人も歳を重ねていくと白内障という病気になります。
それはうさぎも例外ではないようです。
うさぎは何歳で白内障になるのか?
予防法などはないのかを調べてみました。
うさぎの白内障は老化が原因?
白内障は、瞳の奥にある水晶体が徐々に白く濁ってくる病気のことです。
その多くが加齢により進行していく病気です。
うさぎは5歳くらい(人間であればだいたい52歳)になると白内障の症状が出てきます。
5歳になる前に生じる白内障の原因は、人間と同じように糖尿病や外傷などで、眼に衝撃を与えたりすると白内障になってしまう場合もあります。
白内障になると徐々に白く濁ってくることもあり、モノや壁などにぶつかってしまう回数が増えてしまいます。
それは眼がかすんでしまったり、まぶしく感じたりものが二重に見えたりしているからです。
症状が進んでくると、視力も低下して目のかすみも進行し、失明することもあります。
うさぎによっては先天性の白内障になることもあるため、老化だけが原因ではありません。
うさぎの白内障は予防できる?
うさぎはもともと視力が弱いのもあり、白内障が進行しても嗅覚も聴覚も優れているので、日常生活で困ることはほとんどありません。
とはいえ、白内障が進行してくる前に定期的に健康診断を受けたり、黒目の部分が赤く充血したり目やにがひどくなったりすると症状が悪化する事もあるので、早めに動物病院に連れて行ってあげるのが最大の予防といえます。
うさぎの眼が白くなっているからといって白内障ではない場合もありますが、動物病院に行かずに済ましていると緑内障を併発する場合もあるので注意が必要です。
まとめ
うさぎだけではなく、どの動物も老化とともに白内障にかかりやすくなります。
白内障が進行して視力を失ってしまうと戻ることはほとんどないので、早めの発見にて白内障の進行を遅らせることは、うさぎにとっても大切です。
うさぎも歳をとるとともに体も弱くなり、動きも鈍くなってしまうので注意深く見守ってあげましょう。