うさぎと聞いてまず思いうかべるのは、長い耳ですよね。
最近では、イースターがお祭りとして盛り上がりを見せていますが、その象徴がうさぎです。
テーマパークでは、長い耳のカチューシャを身に着けて遊ぶこともあります。
そこからも考えられるように、うさぎといえば、耳という印象はとても大きいものです。
今回はそんなうさぎの象徴である耳に焦点をあてて、耳の役割や長さ等々まとめていきたいと思います。
うさぎの耳の長さってどれくらい?
耳の長さは、うさぎの種類によって様々変わっていきます。
実は、うさぎの耳を見ると大きくなるのか、小さいのかどうか分かるといわれています。
大きいうさぎはとても耳が長いです。
中には耳の長さだけで、10センチもありますという種類もあるのです。
逆にミニウサギと言われているものについては、長い耳というイメージからはかけ離れた耳の小ささをしています。
特に家で飼っているうさぎは、耳が小さく、逆に野生を生きるうさぎは耳が大きいともいわれています。
飼いうさぎは、耳で音を敏感にとる必要もないですから、小さくなってしまったのかもしれませんね。
うさぎの耳の役割ってなに??
人間も同じですが、耳は音を集めるアンテナの役割をしています。
音が聞こえない、聞きにくいとき、私たちは、耳のところで手を広げて聞き訳すするようなしぐさをとることがありますよね。
これは、音を多く集めるためですが、うさぎはもともと大きな耳を使って音を集めているのです。
狙ってくる敵をいち早く知るため、かすかな物音も聞き逃さないようにしているのです。
敵を見つければ、一目散に走っていきます。
時速60キロになるときもあるくらいです。
そんなに走ったら人間は、汗をかきますよね。
そんなときに、もう一つの役割が役に立ちます。
実はうさぎは汗をかかない動物です。
汗をかかない代わりに、耳で熱を逃がしているのです。
耳に欠陥が張り巡らされているので、この血管を風に当てて、中の血液を冷やして体が熱くなりすぎるのを防いでいるのです。
まとめ
どんな動物にも発達するところがありますよね。
うさぎが耳を発達させるには、自分の耳で敵を感知するため、そして体を冷やすためでした。
音を聞くために耳が大きいのは想像ができますが、体を冷やすためという役割があるとは知らなかったです。
確かにうさぎと触れ合うと、耳のうしろは血管がたくさんありました。
皆様も触れ合う機会があったら、観察してみてくださいね。