うさぎの耳は長くてピンと立っているうさぎと、逆に垂れているウサギの色々な種類がいますよね。

うさぎを観察していると、耳を自在に動かしているように見えます。

この耳って、構造がどうなっているのか気になりますよね。

骨があるのか、また骨がなくて筋肉でできているのか、気になるところです。

今日は、そんなうさぎの耳の構造に着目してまとめていきたいと思います。

うさぎ 耳 筋肉

うさぎの耳は筋肉でできていた!?

私たちが耳として読んでいるところは、専門的には耳介と呼ばれています。

人間も骨の模型、筋肉の模型がありますが、うさぎにも同じように模型が存在します。

その模型を参照すると、筋肉の模型には耳が存在しますが、骨の模型には耳の存在がなくなってしまうのです。

ここから言えるのは、うさぎの耳がピンと立っていられるのは実は硬い骨ではなく、軟骨や筋肉によるものだと考えられます。

実際にレントゲンの写真も見てみましたが、うさぎの耳は、半透明にしか映りません。

大きな硬い骨は、耳にはないということです。

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実は人間含め多くの動物は、耳介筋という筋肉によって耳を動かして、色々な音の情報を集めています。

よく考えたら、耳を動かすことができるのは、この筋肉のおかげだったということです。

立ち耳のうさぎも、垂れ耳のうさぎも基本的には耳のつくりはおなじですが、耳の付け根の軟骨の構造が変異し、それを固定して作られたといわれているようです。

もしも耳におおきな硬い骨があると、走るときに抵抗になって走りづらくなることや、狭い巣穴にはいることができなくなってしまったりすることがあるのです。

そういったうさぎの生活に対応できるように、うさぎの耳には軟骨しかないのでしょう。

まとめ

うさぎの耳は筋肉で、できていたという驚きがありましたね。

あまりにピンと立っているイメージでしたから、大きな柱となる骨が1本はあるのかなと想像してしまうところですが、とんでもないですね。

あったらうさぎ本来の動きをきっとしないことでしょう。

よく考えると人間の耳も硬い骨というよりは、軟骨のような骨でできていますよね。

大きな耳を、持っているからこその想像だったのだと気づかされました。

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