イタチもネズミもイイズナも哺乳類です。
イタチとイイズナはイタチ科ですが、ネズミはネズミ目です。
いずれも小動物ですが、けっこうな違いがあります。
イタチとネズミの違い、イタチとイイズナの違いについてそれぞれ紹介していきましょう。
イタチとネズミの違いは?
ネズミはネズミ目の総称です。
かなりの種類と数があります。
ネズミは殆どが夜行性です。
ネズミは常に何かをかじって前歯をけずっていく習性があるのです。
それは前歯がずっとはえ続けるからなのです。
だから削らないでいると食べられなくなるからなんです。
なので家の柱やその他の場所をかじってしまうし、ネズミは不衛生な病原をもっているので駆除が必要です。
ネズミ捕り器を置いたりして駆除にこころがけ、大量ならばプロにまかせましょう。
イタチは一般的には日本イタチのことをいいます。
イタチの体型は概して細長く、メスがオスより小さいです。
見た目はかわいいんですが似合わず凶暴です。
自分よりも大きい動物を襲う事もあります。
肉食でウサギや鶏などを食べます。
イタチは森林伐採や環境変化で民家にくるようになったので、糞がみられたら駆除しなければいけません。
自分で手に負えない場合は、プロに相談するかまかせた方がいいでしょう。
特にイタチのメスは、鳥獣保護法で守られているので捕獲は出来ません。
イタチとイイズナの違いについて
イタチとイイズナは共にイタチ科です。
イタチは体が小さいので隙間があれば、どこからでも入ってきます。
なので民家に来て、鶏やウサギを食べたり屋根裏部屋に、大量の糞をしたりします。
イタチの糞には感染源となるものやノミやダニなどが含まれているので、発見したらそく駆除しなければいけません。
しかし、鳥獣保護法でメスは捕獲禁止になっているので、注意が必要ですし、難しい場合はプロに相談するなり、任せた方がいいでしょう。
イイズナはイタチ科ですが食肉目最小の種です。
日本では北海道、青森、岩手などさむいところに生息します。
メスはオスより小さくて換毛します。
冬は全身色が白になります。
ネズミ類を食べますし両生類や昆虫なども食べ、肉食です。
これも森林の伐採と共に、住む範囲が狭められ民家に来るようになってこまります。
気性が荒く凶暴のためペットには向いていません。
オコジョと似ていますが、尻尾の長さが長く先が黒いのが特徴です。
まとめ
イタチとイイズナは共に、イタチ科ですがイイズナは最小の肉食の哺乳類です。
ネズミとこの2種類の動物は種類が違う動物です。
イタチとネズミは感染症を引き起こす原因になりますので、駆除が必要です。
しかし、イタチのメスは鳥獣保護法で守られているので捕獲してはいけません。
イタチとイイズナは一見ペットにしたいような動物ですが、凶暴で気性が荒いので、ペットに向いていません。