モモンガの赤ちゃんにとって、ミルクは私たち人間にとっての母乳や粉ミルクと同じです。
その時期のモモンガにとっては主食となります。
モモンガのミルクの作り方もきちんと決まっているので間違ったりしなければうまく作れるものです。
ではその量や与え方はどのようにしたらよいのでしょうか。
モモンガのベビーにミルクはどうやって与える?
まずはミルクの量です。
基準としては1回で1〜1.5ccぐらいが目安です。
しかしこれはあくまでも一般的な数値のためモモンガの年齢や体重に合わせて量を決めましょう。
大きく成長するにつれて1回の量も増えていきます。
基本的には飲みたいだけ飲ませてあげてもよいでしょう。
作り方は、耐熱性の容器を用意し、モモンガミルクを30〜40℃くらいのお湯に溶かしてください。
熱湯ではミルクの成分が破壊されてしまうので温度には気をつけてください。
ミルク:お湯=1:3ぐらいが目安です。
適温を維持しながら常に温めながら与えましょう。
モモンガミルクは下痢やアレルギーの症状が起きやすい乳糖の影響を受けないので繊細なモモンガにおすすめのミルクです。
ペットショップや通販で100gで1,000〜2,000円で購入できます。
ミルクの準備ができたら、シリンジやスポイトで口元にミルクを運び、舐めるように1滴1滴与えてあげてください。
慌てて飲ませたりせずに、鼻に入らないよう気をつけながらゆっくり時間をかけて与えましょう。
与えるタイミングとしては数時間おきにあげること。
赤ちゃんモモンガはまだ胃が小さいので一度にたくさんのミルクを飲むことができません。
30g前後の小さな赤ちゃんであれば3〜4時間おきにあげましょう。
まとめ
飲む量や与える時間はそれぞれのモモンガによって異なります。
日にちが経つにつれて胃もだんだんと大きくなるので、一度に飲む量も増えていきます。
そうなったらミルクを与える回数を減らしていきましょう。
生後1ヶ月ぐらいになると1日1回で済むようになっていきます。
人肌に常に温めながらスポイトなどで与えるのでつきっきりになります。
その際に必ず飲む量に変化はないか、下痢などしていないかなど健康状態をチェックしながらそのモモンガに合わせて与えることが一番大切です。