ハサミムシとは、ハサミムシ目の1000種近くいる昆虫の総称だとされています。

ハサミムシは湿度の高い場所に好んで生息するといわれており、山などの日陰になっている場所や大きな石の下、また、水田や畑の近く、さらにはお風呂場やトイレなどの水場に発生することが多いようです。

家の中で発生した場合の駆除する方法について調べてみました。

風呂場 ハサミムシ 駆除

ハサミムシは毒をもっていない?

ハサミムシは雑食性で、特に肉食性が強い昆虫だと言われており、ダンゴムシやゴキブリ、他の昆虫の幼虫などを好んで食べると言われています。

尾端についた大きなハサミ、黒っぽい褐色の身体、強い肉食性などから害虫のイメージが強く、毒をもっているといったイメージを持たれる事が多いようですが、実際には毒などは持っておらず、攻撃性も少ない昆虫だと言われています。

尾端についたハサミは天敵に攻撃された場合に使うケースが多く、人間が被害にあうのは駆除しようとして素手で触ったときなどが多いようです。

動きも遅いようなので、被害にあうのは稀だと言えるでしょう。

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風呂場に発生したハサミムシを駆除するには?

通常、ハサミムシを駆除する場合は浅めの缶詰の空き缶などを使った罠を用意したり、薬剤を撒いたりするようですが、お風呂場に発生した場合は駆除が難しいと言われています。

まずは、お風呂場に出ているハサミムシを割り箸などを使って、ゴミ袋などに入れて捕まえるようにしましょう。

次に、進入経路と思われる箇所に対策を施すことが大事だと言われています。

窓などがある場合、窓枠部分に薬剤を塗布したり、窓の下辺りにハーブなどの鉢植えを置いておくと進入を防ぐことができるようです。

また、稀に排水溝などからも進入することがあるため、そのような場合は、排水溝を虫除け対策の構造に置き換えたりする必要があるようです。

まとめ

お風呂場にハサミムシが発生した場合は、進入経路を塞いでしまうことが大事だとされているようです。

ハサミムシは毒をもっていないようですが、肌が露出するお風呂では、思わぬ被害にあうかもしれませんので、注意が必要と言えるでしょう。

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