保護動物に指定されていて、個人が飼育するために輸入・購入を禁じられている大人気の動物・ウォンバット。

生息地はオーストラリアに多く分布されています。

ではオーストラリアのどの地域に野生のウォンバットはいるのでしょうか?

今回は野生のウォンバットがオーストラリアのどこに生息しているのかについて見ていきたいと思います!

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野生のウォンバットはオーストラリアのどこに?

先程も書いたとおり、ウォンバットは現在、個人が飼育するためにオーストラリアから輸入することが法律で禁じられています。

そんなウォンバットは主にオーストラリアの南東部に生息していてその種類は3種類に分類されます。

まずは『コモンウォンバット』と言う種類は広範囲の地域で多くに見ることができます。

その多さゆえに、人間の住む場所に入り込み農家の柵などを壊してしまうこともしばしばあり、農家の人にとっては害獣と呼ばれているそうです。

次に『キタケバナウォンバット』と言う種類はビクトリア州・ニューサウスウェールズ州・クインズランド州の広大な地域に広く分布されています。

しかしキタケバナウォンバットは現在ウォンバットの中でも絶滅の危機に瀕している種類です。

理由はこの地域に家畜の導入がされたことによって限られた地域で得られるキタケバナウォンバットの食料を奪ったことが激減した原因だったようです。

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そして最後に『ミナミケバナウォンバット』と言う種類は西オーストラリア州と南オーストラリア州にのみ生息しています。

砂漠地帯に住むこのミナミケバナウォンバットは長時間、高い気温の中水を取らずに生活ができるように体を環境に順応させてきました。

これは生理学的に非常に興味深い適合性なのだそうです。

しかしこのウォンバットもその数は少ないようです。

数の減少はそれぞれの理由がありますが、現在ウォンバットは保護動物に指定されているのです。

まとめ

今回は野生のウォンバットが生息している地域はどこなのか、主にその生息地となっているオーストラリアで調べてみました。

その数はかなり減少しているウォンバット。

保護動物となっている今、日本に輸入することは困難な動物です。

現在日本の動物園でウォンバットを見ることができる場所は限られていますが、ぜひ足を運んでその可愛さに酔いしれてください。

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