カンガルーと言えば二足の足で立ち、ピョンピョン跳ねる姿が印象的ですよね。

彼らは走る代わりにジャンプして、食料や水のある何百キロも離れた広いへき地を、何時間もジャンプし続けることが出来ます。

なんと時速70㎞、一日に約100㎞もの距離を走ることができるようです。

私たち人間ではジャンプして進める距離は数百メートルでしょうか?

耐久性、スピードについて動物達の方がはるかに上回ります。

今回はこのカンガルーの優れた足について詳しく紹介していきたいと思います。

カンガルー 足 構造

筋肉が凄い!カンガルーの足の構造について!

カンガルーは有袋類で、私たち人間と近い種類になります。

足の構造は私たちと似たような繊維組織をもっていて、これは筋肉と骨を繋ぐ足首にある腱のようなものです。

しかしこの腱には違いがあり、人間の腱は強いですが少し張りがあります。

カンガルーの腱は天然のホッピングのように、カンガルーが地に足をつけた時にエネルギーを吸収し、次のジャンプに備えて飛び立つときにそのエネルギーを放出します。

走る時に筋肉をたくさん使えば早くなれる人間とは違い、カンガルーの腱は長大でしかも強いため、そのくふくらはぎの伸び縮みに関してほとんど筋肉を使っていないらしい。

時速6㎞~35㎞で走っても疲労がないらしく、長い距離を走れるのもうなずける。

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カンガルーは足だけではなく尾の力も優れています。

尾が生み出す推進力はすべての四股が生み出す力の合計に匹敵し、エサを求めて移動する際におそらく尾がエネルギーの消費を減らしていると考えられます。

カンガルーの素晴らしいジャンプ力と持久力はわかりましたが、なんと両脚は揃えてしか前に出すことができない為、後退が出来ないようです。

これだけのバネをもち跳躍力も優れていますが、なんだか可愛らしいですね。

まとめ

カンガルーは並外れたアキレス腱をもち、その跳躍力や持久力は目を見張るものがあります。

もしこの筋肉が人間についていて、天然のホッピングのようなバネで人間が跳ねていたら、考えただけでもすごい光景ですよね。

水や食料を探し回るためにより長い距離を早く走れるようになっているのですね。

ですが、前に進む能力は素晴らしいものがあるカンガルー、まさか後退ができないのにはびっくりしましたが、どこまでも前進あるのみということで。

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