日本でのハムスターは、「キヌゲネズミ亜科」に属する「ゴールデンハムスター」のことを指します。

ペット用や、実験用動物として繁殖してきました。

海外から渡ってきたハムスターの意味は、どのようなものなのでしょうか?

 ハムスター 英語 発音

英語でのハムスターの発音は?

海外の英語表記ですと「hamster」と書きます。

発音記号は「hǽmstər」になります。

発音は「 ハァンスタァ(ル)」と読みます。

最初の文字「ǽ」はアとエの中間のような発音で、一番力を込める部分です。

この箇所で「ハァ」と言います。

「m」は表記ですと「ン」ですが、実際には唇を合わせて「ム」というように音は出しません。

「s」は舌先を前歯につかない程度まで近づけ、「ス」と空気の抜くように言います。

「tə」にあるtですが、舌先を前歯の上につけて、ドゥというような音にし、「ə」はあまり大きく発音せずに小さく「ア」と言います。

なじみのない言い方なので難しいですが、上手く話せるようになると嬉しいです。

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英語でハムスターの意味は?

ドイツ語で「溜め込む」「貯蔵する」を意味する動詞、「hamstern(ハムステルン)」からきているのが、一番有力ではないか、と言われていますが正式なことはあやふやです。

もしかしたら、頬袋にいっぱい餌を入れる仕草からきているのかもしれません。

1920年まで、ヨーロッパでは「クロハラハムスター」の事をハムスターと呼ばれてきました。

しかし、1930年に、シリアで発見されたハムスターがペットとして改良されたために、「シリアンハムスター(現在のゴールデンハムスター)」のことを、ハムスターと呼ぶようになりました。

また、昔の古高地ドイツ語では「hamustro(ハムストロ)」と読まれ、さらにその前はスラヴ語だったのではという語源があります。

ハムスターという言葉一つで、長い歴史の流れを感じます。

ちなみに、「ゴールデンハムスター」のゴールデンは、ラテン語での金鉱からきているそうです。

直訳すると、「金鉱を溜め込む」という意味になります。

何だかとても縁起のよい名前です。

まとめ

普段、何気に話しているハムスターという言葉が、色々の意味を持ち、さらに大陸を渡って私たちのもとに届いたという、壮大なストーリーがあることに驚かされました。

ハムスターは、頬袋に餌を溜め込み、巣穴へ帰ってから貯蔵庫に餌を置く習性があります。

人間にも、ついつい物を溜め込んでしまう方がいるので、案外人間とハムスターは似ているのかな、と感じました。

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