ハムスターのおしりにまつわるトラブルは、とても多く知られています。

特に飼育を始めたばかりの初心者は、病気なのか、ハムスターの体の正常な変化なのかがわからずに、戸惑うことが多いようです。

ハムスターのおしりの腫れは、腸や生殖器の病気の発見につながることが多いため、普段から健康チェックを欠かさないことが大切です。

ハムスター おしり 腫れ

ハムスターのおしりが腫れている!これって病気?

ハムスターのおしりの腫れを発見した場合、様々な原因が考えられますが、心配のないものもあります。

よくあるのが、オスの生殖器の変化です。

オスの睾丸は、体の大きさに対してかなり大きく感じられます。

成熟期に急速に大きくなりますが、全体が二つに同じ大きさに分かれているようでしたら睾丸ですので、観察していて何も問題がないようでしたら、心配はいりません。

しかし、片方の睾丸だけが大きく腫れて変形していたり、しこりができているときは、病気である可能性があり、注意する必要があります。

その他におしりが腫れて膿や出血がある場合、メスでは、生殖器の病気であることが多いです。

またオス、メスともに腸の病気の可能性もありますので、腫れや異常に気付いた時は、早めに動物病院を受診することが必要です。

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いつもよりハムスターのおしりが大きい!

ハムスターのおしりが、大きくなっていることに急に気付くことがあります。

よくある原因が便秘です。

ハムスターの糞が出なくなったり、出ても小さな糞であったりしていつもと違うようであれば、便秘の可能性が高いです。

ハムスターは、食糞行動により食物繊維やミネラルなどを取り入れる習性がありますが、食糞行動が便秘によってできないことは、さらに悪循環を招くことになります。

タンポポの葉やレタスを食べることで解消されることや、自然に解消される場合もありますが、腸閉塞による病気の場合もあります。

様子をみて、受診することも必要かもしれません。

まとめ

ハムスターのおしりの腫れや、いつもよりおしりが大きいと気付いた時は、腸や生殖器の病気の可能性があるため、注意深く観察することが大切です。

またオスの場合は、成長によるもので心配のないものもありますが、床で擦れて炎症を起こしていることもあります。

その場合は、床材の種類を変えることも必要な時もあります。

また、膿や出血によって体が汚れた場合、湿らせたキレイなコットンなどでやさしく拭き、清潔を保つことが必要です。

体の小さなハムスターは、原因によっては、あっという間に病気が進み、命にかかわることもあります。

ハムスターがいつもと様子が違い、病気を疑う時や判断が難しい場合は、病院に連れて行くなどの早い対処が、ハムスターの健康と命を守ることになります。

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