タコは海洋生物の一種です。
複数の吸盤がついた8本の触腕が特徴です。
軟体動物で、骨がなく、体のほとんどが筋肉で出来ています。
あと、比較的に高い知能を持っています。
ただ、タコといっても食用や猛毒を持ってるもの、雄と雌の違い、さらに、タコには2つの分類に分かれています。
どのような種類や見分け方があるのかを下記に記していきたいと思います。
タコの種類・見分け方について!
タコの種類は300種を超えています。
そして、タコには大きく分けて、ヒゲダコ亜目、マダコ亜目の2亜目に分類されます。
ただ、半数はまだ分類が確定していません。
まず、ヒゲダコ亜目には、メンダコやダンポオクトパスがこの分類に入ります。
ヒゲダコ亜目の主な特徴は、耳みたいな羽が一対あり、からだは上下方向に短く、墨袋がなく、腕に毛が生えていて、吸盤が腕に一列ずつしかありません。
ちなみに、ダンボオクトパスやメンダコは深海の生物です。
次に、マダコ亜目には、われわれがよく知っているマダコやミズダコなどがこの分類に入ります。
世間一般のタコのイメージは、こちらのマダコ亜目に分類されることが多いです。
マダコ亜目の主な特徴は、からだは上下方向に長く、墨があり、腕に毛はなく、吸盤が腕に二列で構成されています。
雄と雌の区別について!
雄の吸盤は雌に比べて大小さまざまな大きさがあり、ばらばらに並んでいます。
雌の場合は、比較的小さく同じ大きさの吸盤が二列に整然と並んでいます。
ちなみな、雌の方が美味しいとよく言われています。
高級寿司屋や高級料亭は、雌の方を仕入れるそうです。
毒を持つタコの種類・見分け方!
日本では普通に食べられているタコですが、マダコなどの食用のタコも毒を持っています。
もっと言えば、殆どのタコは毒を持っていますが、人には無害なものが多いといわれています。
しかし、一部のタコには注意が必要です。
その一つが、ヒョウモンダコです。
ヒョウモンダコは、体長が約10センチほどの小型のタコですが、このタコの毒は、フグの毒と同じ成分で、噛まれると命にかかわる可能性があります。
さらにこれには解毒剤がないので、とても注意が必要です。
最近は本州でもみつかっているタコです。
食用ダコとの見分け方は、ヒョウモンダコは興奮すると全身に青い斑点が出ます。
他にもオオマルモンダコという毒をもつタコがいますが、これにも同じような模様があります。
これらのタコには十分な注意が必要です。
まとめ
タコは細かく分ければ沢山の種類が出てきます。
理由は、判別できるポイントがハッキリしているからです。
ただ、確定してない分類も多いし、猛毒を持っているものもいます。
なので、マダコなどの有名なタコはまだしも、知らない又は初めてみるタコは、うかつにさわったりしないようにすることが大事だと思います。