今のストレス社会、癒やしを求めてペットでも飼おうかなと考えられている人も多いと思います。
ただ、ペットを飼うといっても、軽い気持ちでいると後々で大変なことになります。
ニュースでもペットの野生化の問題が取り上げられていますが、これも軽い気持ちでペットを飼ったことが原因の一つではないでしょうか。
そこで今回はペットとして密かにブームになりつつあるヤギに焦点をあて、ヤギの飼育は大変なのか、どれくらい費用が掛かるかについてお伝えしていきます。
ヤギの飼育ってどうすれば?作業は大変?
ヤギの飼育と聞いて一番にイメージするのは、大きな牧場でのんびりと放牧されて、夕方になったら牧舎に帰るといったものではないでしょうか。
ただ、これは職業としてヤギを飼われている人の飼育で、一般の人がヤギを飼うとなればこういった飼育はまず無理でしょう。
まず、一般の人がヤギを飼育する場合、殆どの人が庭やそれに近い場所での屋外の小屋での飼育になってきます。
ここでまず注意しなければいけないのは、ご近所の方への配慮です。
ヤギの「メエ~~」という鳴き声はかなりの音量であり、ヤギの尿もかなり匂いを放ちます。
それに、お隣の庭にいきなりヤギが現れたら、殆どの人がびっくりするでしょう。
これらのことからも、ご近所さんには必ず伝えておきましょう。
ヤギは基本的には放し飼いがメインとなりますが、だからといって何もしなくてもいいということではありません。
まず餌ですが朝夕の2回与えます。
道路や公園等で生えている草等や乾いた牧草を与えましょう。
ただ、草に関しては売りものではないので、自身で取りに行く手間が掛かってきます。
最も大変なのが小屋の清掃と糞尿の処理です。
匂いはご近所さんへの迷惑になりますので、毎日しなければならない作業であり、かなりの重労働となってきます。
ヤギの飼育にかかる費用ってどれくらい?
では、ヤギの飼育にはどれくらいの費用がかかるのでしょう?
餌はそこいらに生えている草等であれば、基本的にはタダです。
ただ、牧草は購入する必要があります。
ネット販売で30kgの量で10000円くらいが相場となっております。
近くに牧場やJAがあれば、相談してみるのもいいでしょう。
他にかかる費用としては、清掃で使う水道代があげられます。
まとめ
生き物を飼うにあたって、餌代は避けられないものです。
ただ、ヤギに関して言えば飼い主の頑張り次第で大きく変わってきます。
しかし、かなりの量の草を採る必要があるので重労働にはなってきます。
また、日々の清掃も重労働になります。
これらを踏まえると、ヤギを飼うには費用よりも、飼い主への体への負担の方が大きといえます。