熊本県の名産品である馬刺し、みなさんは馬刺しを食べたことがありますか?
熊本県民である筆者、もちろん馬刺しは食べたことがあります。
おいしいですよね~!
今回は馬刺しのおいしさではなく、馬刺しになる馬について紹介していきます。
馬刺しになる馬は食用に飼育されているのでしょうか。
馬刺しになる馬が食用に飼育されているのかどうか
馬刺しは漢字から分かる通り、馬の肉を使用して作られています。
馬の肉といっても、競馬で活躍するサラブレットではありません。
馬には、
- 農用馬
- 競走馬
- 乗用馬
- 在来馬
とこのように分類されます。
馬刺しとなる馬は農用馬です。
馬刺しにされる馬は農用馬として飼育されています。
この農用馬とされる馬にもさまざまな種類がありますが、馬刺しにされるのは重種馬に分類される馬となります。
重種馬とは、体重が1トンくらいまで大きくなる大きな馬です。
なぜ重種馬が使用されるのか、それはサシが良く入っており霜降りのような肉質になっているからです。
重種馬の中でも、馬刺しとして加工される馬として挙げられるのは、
- ブルトン種
- ペルシュロン種
- ベルジアン種
- ペルブルジャン種
いった品種です。
最後に紹介したペルプルジャン種は、それまでに紹介した3種の馬が合わさったものとなります。
よく、競馬に負けた馬は馬刺しにされる…なんてことが噂されていますが、熊本県産の馬刺しはサラブレットは使用しません。
なぜならサラブレットは軽種馬に分類される馬だからです。
馬刺し=熊本県産のイメージが強いですが、実は馬刺しは福島県も有名で、福島県の馬刺しは軽種馬も馬刺しとして加工されるんだとか。
軽種馬を加工して作られた馬刺しは、赤みがメインの馬刺しとなり熊本県産の馬刺しと比べリーズナブルな値段となっています。
どちらが好きかは…好みでしょう。
まとめ
今回は馬刺しにされる馬は食用として飼育されているのかについて紹介していきました。
- 馬刺しにされる馬は農用牛として飼育されている
- 熊本県産の馬刺しは1トンくらいの大きさとなる重種馬が使用される
- 重種馬を加工した馬刺しは霜降りのような肉質でおいしい
- 福島県産の馬刺しはサラブレットにもなる軽種馬が使用される
- 軽種馬を加工した馬刺しは赤みが多い
いかがでしたか!?
馬刺しにされる馬は食用として飼育されています。
安心して下さい…はちょっと違いますが。
命に感謝しておいしくいただくことが私たちの使命です。