みなさんは馬刺しを食べたことがありますか?

馬と言えばレースで活躍している競走馬が有名ですが、馬刺しは競走馬も使われているのでしょうか?

今回は、馬の肉がなぜ生で食べることができるのかまとめてみました。

馬 生 なぜ

馬の肉はなぜ生で食べれるのか?

馬肉は最も安全な食肉のようで、それは馬の特性に関係があるようです。

反芻動物ではない

牛や羊、鹿などはよく食べられていますが反芻動物のため、O157などの大腸菌を保菌している可能性があります。

馬は胃は一つしかないため、大腸菌などを保菌している可能性が低くなります。

アレルギーを起こしにくい

馬は抗原度が低いため、他の牛や豚に比べてアレルギーを起こしにくいようです。

スポンサードリンク

食用の馬の種類

日本で飼育されている馬は農用馬、競走馬、乗用馬、在来馬と4種類に分ける事ができますが、食用として食べられている馬は農用馬になります。

農用馬は重種馬という種類が使われており、体重が1トンほどありとても大きな馬になります。

馬刺しを含む馬肉として加工される馬の種類は「ブルトン種」「ペルシュロン種」「ベルジアン種」の3種類です。

またこの3種類を掛け合わせた「ペルブルジャン種」も加工に使われています。

競争馬が馬刺しになることはあるの?

競争馬が馬肉として加工されることは滅多にありません。

軽種馬の場合体重が軽く脂肪が少なめの為、サシが少なく赤身の多い肉となってしまいます。

それに比べて重種馬は脂肪が多めで、日本人が好みのサシの部分が多くなっているため、重種馬が好んで加工されています。

まとめ

馬が馬刺しで食べる事ができる大きな要因は、O157などの大腸菌を保菌している可能性が低い事にありました。

また、アレルギーを起こしにくい肉という点も需要が大きい理由になります。

競走馬は筋肉が多く脂肪が少なめの為、馬肉として加工される事は滅多にないようです。

馬肉は重種馬という、脂肪が多めでサシが多くある種類の馬が使われている事が分かりました。

スポンサードリンク