モモンガの中でも、ペットして飼育されることが多いフクロモモンガ。
繁殖しやすいとも言われており、挑戦してみたいと思う飼い主さんもいます。
まずは、色々と知ってから考えることが大切です。
今回はフクロモモンガの繁殖と1度の出産で何匹の赤ちゃんを産むのか調べてみましょう。
モモンガは子供を何匹産むのか?
野生下でも繁殖期は年に2回と言われますが、飼育下では特に決まった時期はありません。
いつでも繁殖出来るというのは、簡単に赤ちゃんが出来てしまうということでもあり、ペットとして飼育されている方は観察が必要です。
母親であるモモンガは、環境にとても敏感です。
落ち着けないような環境や状態であると、出産後育児放棄をしてしまう個体もいます。
これには飼い主が影響することもあり、気にはなりますがあまり頻繁に近づかずそっとしておきましょう。
フクロモモンガの成熟は、オスが生後12~14ヵ月、メスは生後8~12ヵ月です。
成長の早い個体もいますが、だいたいこの時期で大人になります。
オスとメスのペアで飼育し、繁殖する環境が整ったと分かる行動があり、オスが頭をメスの胸へこすりつけることです。
それによって、オスの頭は薄くなりハゲ、メスの胸も同様薄くなりハゲてきます。
こうなると繁殖が近い合図です。
個体差はありますが、メスは約3~4歳ぐらいまで繁殖が出来ると言われています。
繁殖は年中出来るため、飼い主がよくみて考える必要があり、年に1~2回、出産後は1年ほど空けるようにしましょう。
頻繁に繁殖と出産を繰り返すことは、メスの身体の負担が大きくなるので気をつけます。
繁殖してからおよそ16日前後で出産し、生まれたばかりのフクロモモンガは5㎜程度と物凄く小さく、見て気づくことは難しいでしょう。
1度の出産で1~2匹ぐらい生まれます。
まとめ
ベビーは育児嚢で8週間ほど過ごし、外へ出てきます。
大人でも小さいので、赤ちゃんは本当に小さく出て来るまで分かりません。
繁殖が行われたと思ったら、そのあとよく観察するようにしてくださいね。