モモンガの生息地は、ヨーロッパから中央アジア、東南アジア、中国、朝鮮半島そして日本に生息していて、他にも北アメリカにも生息しています。
日本に生息しているモモンガは、ニホンモモンガという種類になります。
日本には、ニホンモモンガの他にもエゾモモンガという種類のモモンガも生息しています。
ニホンモモンガのことをホンドモモンガやホンシュウモモンガなどと呼ばれることがありますが、両種ともニホンモモンガと呼ぶことが多いです。
では、日本に生息しているモモンガの生息地や分布は一体どこなのでしょうか?
今回は日本のモモンガの生息地や分布について紹介したいと思います。
モモンガの日本での分布は?
日本にいるモモンガの分布ですが、現在判明している場所は4か所になります。
まずは、北海道に分布しています。
北海道のモモンガは、タイリクモモンガといいロシアと中国、朝鮮半島に生息しているモモンガで特定外来種に指定されています。
ちなみに、タイリクモモンガは特定外来種に指定されているため、飼育する際は環境省に申請して許可をもらう必要があります。
許可なく飼育すると罰則が課せられてしますので、注意が必要になります。
日本には、タイリクモモンガの他にニホンモモンガが分布しており、日本の本州と四国、九州に分布されています。
なので、日本にいるモモンガの分布としては、北海道と本州、四国、九州になります。
モモンガの日本の生息地はどこ?
日本に生息しているモモンガは、生息地として山地や亜高山の森林地帯に生息して、ほとんどが樹上で生活をしています。
樹上でも、日中は樹洞などに潜んでいます。
なぜなら、モモンガは夜行性だからです。
そして、夜になると活動を始め、樹上で活発に動き回ります。
時には、樹間を滑空して移動をすることもあります。
なので、モモンガの生息地は山地や森林地帯などの木がたくさん生えているところに生息しています。
ですが、近年の森林開発などによって、森林地帯が分断されたりしているため、モモンガの生息地が残念ながら減少しています。
まとめ
日本に生息しているモモンガの分布や生息地を紹介しました。
北海道には、外来種に指定されているモモンガも生息しているんですね。
そして、本州と四国、九州に分布されていて、結構広い範囲に分布されていることに驚きました。
ですが、モモンガが生息地としている山地や森林地帯が減少しているため、モモンガの生息地が減ってしまっているのがとても残念に感じました。