狐の鳴き声といえばどんなものを思い浮かべますか?
昔話やおとぎ話では「コンコン」というのが多いですよね。
実際に「コンコン」と鳴くのでしょうか。
実態を調べてみました!
狐の鳴き声は威嚇している?どんな意味があるの?
狐をペットとして飼育したいという人がいたら、注意が必要です。
実際に狐と対面してみるとわかるのですが、狐の鳴き声はとてもうるさいからです。
夜行性である事から夜に鳴く事が多いので近所迷惑になる事もあり、困っている飼い主がたくさんいます。
「コンコン」と表現される事が多い狐の鳴き声ですが、実際には「コンコン」とは鳴きません。
「ギャオーン」「キャーキャー」「ワオーン」のような叫び声のような犬のような鳴き声がよく聞かれています。
しかし狐が鳴くのを無理やり止めてはいけません。
狐はよく鳴く動物でその鳴き声には何かしら意味があり、仲間とのコミュニケーションだったりトラブルだったりします。
主に狐がどんな時に鳴くのか代表的なものをまとめてみました。
仲間や家族と連絡を取り合う時
狐は仲間や家族と連絡を取り合う時に鳴き声を発します。
距離が離れている時に鳴いて居場所を知らせたり、会って挨拶を交わす時などです。
交配する時
交配する時は少し甲高い声になります。
女性の叫び声にも似ているようで、夜の森などで聞くととても不気味です。
発情期にはオスからメスに声をかけて交配するそうですが、メスから声を発してオスを誘う事もある事がわかってきました。
鳴き声を発する事はメスからオスへの求愛行動なんですね。
危険を知らせる時
危険を察知した時、近くにいる仲間に知らせるために狐は吠えるような鳴き方をします。
いち早く仲間に知らせるため短い鳴き方になります。
また、テリトリーに敵が侵入した時や家族間での喧嘩でも鳴きます。
甘える時
子狐が母親に甘える時は「クンクン」と甘えたような鳴き声をします。
狐を飼育している場合人間にも「クンクン」と甘えてくる時があり、その様子はとても可愛いです。
まとめ
狐の鳴き声は様々な種類があり、また意味も異なる事もわかりました。
人間に会話があるように、狐も鳴き声によってコミュニケーションを取っているんですね!