小さくて両手で収まる可愛いシマリス。
この小動物がペットとして、そして家族としてお家で飼えるのを知っていますか?
飼育や費用はどれくらいかかるのでしょうか。
シマリスの飼育!!その費用は?
最初にシマリスの飼育に適している人ですが、電気代を気にせず、室内環境を整える事ができる人。
部屋の温度を一定に保つ事が、一番大事なのでエアコンは絶対必需品です。
直接風に注意して、22℃~25℃くらいに設定してあげるといいです。
次に過度なスキンシップをしない人。
シマリスは、あまり触れられるのが好ましくない為、ストレスになります。
日常のスキンシップは、餌をあげる時や小屋の掃除をする時だけにし、できる限りスキンシップは控えること。
次に綺麗好きな人。
オッシコや糞の混ざった臭いで、小屋はどうしても汚れがち。
最低でも1日1~2回掃除をする。
最後にシマリスは、秋口から冬にかけては突然乱暴になる子が多いです。
これを別名「タイガー期」。
その理由ですが、冬の餌不足に備えて餌を蓄える習性があります。
他のシマリスは、敵として見てしまうので「自分以外の生き物を排除したい」という本能が働きます。
だから自己防衛のため、攻撃的になるのは自然の摂理と考えましょう。
大切なのは、そのペットの姿に動揺せず、広い心で飼い主が受け入れてあげる事です。
ちなみに春に近づけばまた、穏やかな性格に戻るのであまり心配はいりません。
そしてシマリスの飼育費用ですが、ケージは6000~10000円程度。
シマリスは活発に動く生き物なので、ある程度の高さがあるやつがベストです。
餌(エサ)に500~1000円程度。
バランスよくあげたいので、リス用のペレットももちろん良いとは思いますが、もう少し栄養を加えるとするならばトウモロコシ、麻の実、ヒエ、アワ、大麦、小麦、そばの実などが非常に適しているので、それもあげて下さい。
巣箱、1000~2000円程度。
餌を貯蔵したり、中で眠ったりと大事な役目を果たすため、広さ高さともに十分でその子が落ち着けるものを選んでください。
エサ入れ、100~500円程度。
その子に合った餌箱にしましょう。
プラスチック製の軽いものだと、ひっくり返してしまう可能性があるので、陶器製で少し重みがあるものがおススメです。
給水ボトル、500円程度。
皿型の水入れを用意して、そこに水を入れておく人がいますが、糞などが入ってしまうと衛生的にも良くなく、神経質なシマリスなので体調を崩してしまう事あるので、ボトルタイプを選びましょう。
ウッドチップ(床材)、500~1000円程度。
ケージの床に敷き詰めます。
汚れ防止の役割もあるのですが、寒い時はシマリスが巣箱に持ち帰りこれで寝床を作ります。
針葉樹か広葉樹のおがくずタイプのものが良いです。
回し車、1000~2000円。
とても元気なシマリスには、欠かせない運動器具です。
必ず用意してあげて下さい。
止まり木、1000~3000円程度。
より自然に近づけてあげられるように、止まり木は必ずつけましょう。
この必要な物を用意してもらえれば、きっとそのケージが自分の安心する場所だと認識するはずです。
まとめ
飼育方法が難しい生き物ではありますが、愛情をたくさんかけて育てればとても飼い主に懐いてくれます。
なので、懐いてくれないと諦めないで、懐いてくれるまで沢山愛情をかけて育てましょう。