少しずつペットとして飼育する人も増えてきているシマリス。
どんな動物でもそうですが、いつかは迎える最期があります。
どういった症状が起こりやすいのか?
ある程度知識があると、その時が来てもなんらかの対処が出来たり、見守ることが出来ます。
今回はシマリスの老衰の症状が、どういうものかを調べてみました。
シマリスの老衰の症状について!
シマリスの寿命は、5年~8年程度と言われています。
老衰の症状でよくみられるものは、食が細くなることです。
いつも食べていた物を食べず、水もあまり飲まない。
大好きだった物や、色々工夫してみて与えても口にしないことがあります。
病院へ行き、検査をしても異常は特に見当たらない。
この場合の診断は、ほとんどが老衰と言われます。
無理に他の検査も受けようとするのは、シマリスの負担やストレスにもなりかねないので、獣医師と相談し、あとは家でゆっくりと過ごすことを考えましょう。
食が細くなると次第に体に影響が出始め、目を上手く開けることが出来なかったり、身体の冷え、歩行困難などがみられます。
このような症状がみえ、生まれてから5年~8年経過しているようなら老衰であると思われます。
飼育している人の意見では、6年か7年が多いようです。
その他のなりやすい病気に、不正咬合、日射病、自咬症などがあります。
不正咬合(ふせいこうごう)とは、げっ歯類に起こる事で、前歯が伸びすぎることにより、エサが食べられなくなったり口内に傷が出来たりします。
これは日頃からかじるものや癖がなく、伸びてしまうのが原因です。
前歯は死ぬまで伸び続けるため、普段かじることが少なく伸びて来るのが気になる個体は、病院へ行き獣医師に歯の調整をしてもらいましょう。
自咬症(じこうしょう)とは、強いストレスが原因で自ら尻尾や四肢を噛んでしまうことです。
これにより、毛が抜け皮膚が見えてしまうようなことにもなります。
ストレスが主な原因ではありますが、皮膚病などの可能性もあるので獣医師の判断を仰ぎましょう。
まとめ
いつかはと分かっていても、その時が実際に来ると受け入れがたいものです。
飼育後、寿命である年月が経ち、症状が現れて来たらしっかりと向き合いましょう。
最期まで見届けてあげる責任もあります。
幸せな生活を送り、幸せに旅立てるようみてあげてくださいね。