しましま模様の毛並みや、ほお袋に餌を詰め込む姿が可愛らしいシマリス。
飼育を考えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、シマリスの寿命についてご案内いたします。
飼育を考えている方は、最後まで責任をもってシマリスのお世話ができるかどうかを考えましょう。
シマリスの飼育!寿命はどれくらい?
小さな動物は長生きしないイメージがありますが、シマリスは結構長生きするケースが多いようです。
もちろん、個体差はありますし、病気にかかってしまい寿命をまっとうできないというケースもありますが、シマリスは短命でも5年は生きると言われています。
シベリアシマリスが6年~10年、トウブシマリスが3年ほどと言われていますので、平均すると5~8年は生きるかもしれないと考えられます。
ですので、シマリスの飼育を考えている方は、約8年きちんと面倒を見れるのかどうかしっかり考えましょう。
動物を飼うということは、最後までしっかり面倒を見るということです。
寿命をまっとうさせてあげるために、気をつけたい病気があります。
ひとつめが不正咬合という病気です。
シマリスの切歯(前歯)は、死ぬまでずっと伸び続けます。
本来、歯同士がこすり合うことで削れていくので、伸び過ぎることなく健康にエサを食べることができます。
しかし不正咬合の場合はかみ合わせが悪く、自分の力で歯を削ることができないケースが多いです。
結果、切歯が伸び過ぎてしまい、口の中が傷ついたり、エサを食べることができなくなったりしてしまいます。
その様な場合は、定期的に獣医師に歯の長さの調整をしてもらったり、木をかじって歯を削れるようにケージに木を入れたりするようにしましょう。
もう一つが自咬症です。
シマリスはストレスに弱い動物です。
強いストレスを感じてしまうと、色々な病気を引き起こしますが、自咬症もその一つです。
自咬症とは、尻尾や足を自分でかじってしまう病気です。
そうなると、毛がはげて皮膚が見えてしまいます。
ストレスの原因を取り除くことで改善しますが、ストレスだけが原因ではない場合もありますので、気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
シマリスの寿命は個体差はありますが、3~10年ということです。
最後まで責任をもって飼育しましょう。