日本では、ペットとして定着しつつあるうさぎですが、世界でもうさぎは、ペットとして愛され、大変かわいがられています。
また、日本よりも種類が多く、毛の色や長さ、個体の大きさも、日本では見た事もないようなうさぎがペットとして飼われています。
では、うさぎは世界で何と呼ばれているのでしょうか?
世界でのうさぎの呼び方
日本では、うさぎと言えば、ペットショップや動物園の触れあいコーナーなどでしか見ることがない動物です。
野原を駆け回るうさぎを見た事がある人は少ないのではないでしょうか?
ペットのうさぎも、野生のうさぎも、小さなうさぎも、日本ではうさぎです。
野ウサギや子ウサギと言ったりしますが、うさぎであることは分かる呼び方をします。
しかし、世界では、ペットのうさぎと野生のうさぎでは、呼び方と言うより、単語自体が違います。
英語でも、私たちに馴染みのあるラビットはペットのうさぎを指し、野生のうさぎはヘアと、うさぎの呼び方はラビットを基本に、似たような呼び方になる訳ではなく、単語自体が全く違うため、ラビットだけしか知らなかった場合は、うさぎの事を言っていると見当さえつかないと言う事になります。
これは、アメリカのみならず、世界の多くの国で言える事です。
例えばドイツ語でうさぎはカニーンヒェン、野ウサギはハーゼ、と言った具合です。
ではなぜ、単語自体が違っているのでしょうか?
それは、穴ウサギと野ウサギとして区別しているからです。
実際に、英語圏の人は、ラビットは穴を掘って生活をし、耳が長くフワフワの毛で覆われたペットとしても飼われる動物、という認識なのに対して、ヘアは巣を持たず、ラビットよりも大きくて俊敏で特に足が大きく、黒っぽい毛の動物、と言う認識を持っていて、同じ種類ですが、別の生き物と言った認識です。
実際に、穴ウサギと野ウサギはアナウサギ類とノウサギ類とに学術的にも分類されています。
ペットとして飼われているうさぎは、アナウサギ類の品種を元に品種改良したものですから、ラビットになるわけです。
まとめ
世界では、うさぎは穴ウサギと野ウサギと言う、学術的にも分類された種類で呼んでいます。
この差は、野ウサギを目にすることのない日本人には、理解しずらいですが、ネズミとハムスターくらいの差があるのかもしれません。