動物園でおなじみのシマウマですが、皆さんが知ってのとおり、馬と同じで草食動物です。
動物園では問題ないですが、自然下ではとても危険がいっぱいありますよね。
周りにはライオン、ハイエナなどの肉食動物がいて、とても怖い状況です。
体つきもロバに似ているようで、イメージとしてあまり速そうでもありません。
そんなシマウマは、どうやって身を守っているのでしょうか?
実は強い?シマウマの実力!
シマウマは、哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属のうち白黒の縞模様を持った動物です。
和名の通り、その縞々の模様が特徴で、色々な種類がいます。
外見的特徴は、馬よりロバに似ています。
動物園では、メジャーな生き物のシマウマですが、絶滅したもの、絶滅の危機に瀕したものもいて、ワシントン条約付属書に記載されています。
この特徴的な縞模様は、白と黒で構成されているため自然下ではとても目立ちますが、群れで行動するシマウマのため遠目では、個体の区別がつきにくくするため、といわれていましたが、現在は有害な虫よけと体温調節のためという説が一番強いです。
また、足の速さは時速60キロぐらいで走れます。
しかし、ただ狙われたら逃げるだけではありません。
肉食動物などの特徴であるような、鋭い爪や牙などはありませんが、そのすらりとした脚はとても強いです。
もともとシマウマは、サイズ的にもほかの肉食動物よりも体格がよく、体重は350~450kgになりますので、後ろから捕食しようとやってきた肉食動物に強力な蹴りを繰り出します。
こんな巨体からの蹴りですので、当たると大けがでは済まないです。
ライオンはとても強いイメージが強いですが、獲物をしとめるには効率もあるでしょうが、チームプレイで行います。
攻撃されると、撃退されるだけでは済まないシマウマの恐ろしさを、知っているのでしょう。
しかし、相性があります。
ワニなどは鋭い歯に加えて、とてもつよいあごの力を持っていますので、一度かまれるとなかなか離さず、しかもシマウマよりもサイズが大きいことが多いです。
かまれた場所によりますが、シマウマが蹴りを繰り出すことは可能でしょうが、まず、かまれた時点でワニの場合は致命傷になりかねません。
まとめ
草食でおとなしいイメージのあるシマウマですが、足も時速60キロはでて立派な脚力を持つています。
そして、その脚で肉食動物をも倒すことができるようです。
厳しい自然下では、そんな武器が草食動物にも必要な世界なのですね。