人間にも腎不全という病気はありますが、どんな病気でどんな症状がでるのでしょうか。
腎臓というのは血液をろ過して、排泄物を膀胱に送る機能があります。
他には血圧を調整したり、血液を作る指令を出したりします。
その腎臓が働かなくなったらどうなるのでしょうか。
うさぎの腎不全の症状
うさぎが腎不全になったらどんな症状がでるのでしょうか。
食欲がなくなります。
当たり前の結果ですが、痩せてきて元気がなくなります。
高齢になっていて歳のせいで痩せたり元気がなくなったと思っていたら、腎不全だったということが血液検査の結果でわかったりします。
腎不全特有の症状というのがはっきりと分かるほどにないので、血液検査でわかることが多いです。
他には脱水症状が出ます。
重くなると尿障害などの症状があります。
うさぎは症状やつらさを隠す生き物
症状が分かりにくい病気のうえ、うさぎは病気やケガのつらさを隠す性格をしています。
飼い主さんが注意していても、元気にふるまっていて、よほどつらくなった時でないと分からないことが多いのです。
腎不全も重症になってから分かる事が多いようです。
腎不全の治療は?
症状や経過によって治療法は変わりますが、輸血を行い、低血圧や脱水症状を起こしていればそれに見合った手当を行い、尿量を増やす治療を行います。
尿路結石の場合は結石を除けば回復する可能性もあります。
腎不全の中でも急性腎不全と慢性腎不全では治療の方法も違ってきます。
腎不全を防ぎたい
可愛いペットに苦しい思いをさせたくないと思ったら、定期健診があります。
腎不全は症状が出にくく、うさぎも病気や苦しさを隠す習性があるので、なかなか気づかないものです。
定期的に健診を受けるようにすれば、早く病気を見つけることができます。
慢性の腎不全は、加齢やそのうさぎの生まれつきの形成不全があるので難しいところですが、それでも早めに手当てをすれば、少しでも長生きしてくれるのではないでしょうか。
まとめ
ペットと長く楽しく過ごしたいのは誰でも同じです。
そのための世話や気遣いは納得できるまでしてやりたいものですね。