大切なうさぎが、もし病気になってしまったら辛いですよね。
それが重い病気だったとしたら、どうして早く気づいてあげなかったのだろうと、自分を責めてしまうでしょう。
でも、うさぎは病気になっていても飼い主に隠すというのです。
辛い症状があっても隠しているなんて、飼い主としては悲しいですよね。
どうしてなのでしょうか。
それは、うさぎの習性に関係があるのです。
うさぎが病気を隠すのは、なぜ?
うさぎは、病気やケガなどで弱っている姿を敵である肉食動物に見つかると真っ先に襲われてしまうので、具合が悪くても隠す習性があります。
たとえ人間に飼育されていてもその習性は残っています。
飼い主は飼っているうさぎのそんな習性を、いつも頭に入れておきたいものです。
早い段階で病気に気づいてあげられなければ、いつのまにか重症化しているかもしれません。
そうなると、弱っている姿を隠すことができないくらい病気が進行してしまっている、ということです。
昨日まで元気だったのに、なぜ?と、飼い主にとっては、信じられない気持ちになるでしょう。
そして、そのようなうさぎの姿は見ていて辛いですよね。
そうならないために、病気やケガに早く気づいてあげなければなりません。
それには、いつもと違うことをしていないか、しっかりと観察することです。
まず、重要なポイントは、食欲があるかどうかです。
人間も体調が悪いと食べたくなくなりますよね。
うさぎも同じです。
好きなおやつさえ食べなくなるとかなり心配な状態です。
また、尿の色やフンの色、形はいつもに比べて違っていないか、などチェックすることはたくさんあります。
そして、うさぎの様々な病気の原因や症状などを、知っておくことが大事です。
うさぎが病気を隠す動物だからこそ、病気の早期発見のために、日ごろから少しの変化も見逃さないようにしていきたいですね。
まとめ
うさぎは犬や猫以上にストレスを感じやすく、またとてもデリケートな動物なので、長時間の留守番や家に知らない人がやってきたりすると、それだけでもストレスになってしまいます。
そのストレスが様々な病気になるということも覚えておきましょう。
病気を未然に防ぐために、うさぎにとってストレスフリーな生活を心がけてあげましょう。