スカンクを直に見たいと思う人は多いのではないだろうか。
ふわふわの可愛い毛に立派な尻尾は、猫好きな人にとっては是非とも見たい小動物ナンバーワンと言っても過言ではありません。
ちなみに、スカンクの大きさは種類によっても差はありますが、平均体長50センチ前後、体重3~4キロほどになります。
さて、その可愛い姿を見るには、どこに行けば会えるのでしょうか。主な生息エリアは、どこになるのでしょうか。
スカンクが生息している場所は?
昆虫をはじめ、野菜、果実、小型の哺乳類等を餌とするスカンクは、暑さに弱く、寒さに強いとされております。
この特性から、生息しているエリアは赤道より上のエリアになりますが、主な生息地は、北アメリカから南アメリカにかけて、カナダになります。
ちなみに、こちらのエリアに生息しているスカンクは、シマスカンク、セグロスカンクになります。
また、アメリカ東部からメキシコにかけて生息しているスカンクも少なくありません。
例えば、セイブマダラスカンク、トウブマダラスカンク。
メキシコのみに生息しているピグミーマダラスカンクほか、メキシコやコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ等に生息しているミナミマダラスカンク、ブタハナスカンク等も生存が確認されております。
スカンクは、日当たりの悪い場所を嫌い傾向にあるため、日差しが入り風通しの良い草原や森林の中に巣穴を設け、その巣穴で暮らしております。
暑さに弱いので、夏の季節は活発に動きませんが、寒い冬でも冷え込みが厳しい季節は冬眠を行う習性はないのですが、冬眠状態となり、夏同様、活発には動きません。
ですので、春先や秋がくると、食べられなかった餌を食べるせいか、通常よりも体重が増加している傾向にあるとのことです。
まとめ
アメリカでは、民家にスカンクが出ることも少なくありません。
ただ、どんなに可愛い姿をしていても、スカンクのもつ強烈なにおいに悩まされ、体調を壊す場合もあり、すべての人々に歓迎されているわけではありません。
また、野生のスカンクは狂犬病の媒介者と言われており、どこかでスカンクを見かけても、むやみに捕獲したり、触ったりしてはいけません。
アメリカ合衆国の一部のエリアでは、人間が狂犬病を発症する感染源のトップランクに、スカンクが挙げられているとのことです。
米国の一部の州では、スカンクが、人間が狂犬病を発症する感染源のトップとして挙げています。