人でもほこりやアレルギーなどで、目がかゆくなって掻いていると真っ赤に腫れてしまって、結膜炎で眼科にかかったという方も、多くいらっしゃることでしょう。
ペットとして人気のうさぎにとっても、目の病気の中でかかりやすいもののようです。
改めて結膜炎とはなにか?
と調べてみると、 白目(しろめ)とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症をおこす病気なのだとか。
うさぎの結膜炎の原因は?
結膜炎の原因は様々ですが、外部からのホコリや、家で飼っている場合は化学物質が、何らかの原因で入ってしまます。
例えば、部屋の匂いを消すためにシューっとひと吹きした消臭剤や、柔軟剤などの成分が入ってしまったり、自分で何らかの原因で傷つけてしまってばい菌が入ってしまうなどの原因が考えられます。
中国からの黄砂の影響で、急に目がかゆくなったり、花粉症がひどくなったりなどという影響が人間にも出てきているので、それがうさぎにまで影響するということも、あるのかもしれませんね。
うさぎの結膜炎の応急処置!
目ヤニがでる。
まぶたがはれる。
充血している。
まぶしそうにしている。
などの症状が見られた場合は、とにかくかゆがって、自分で掻いてしまうのがひどくなる原因なので、円盤状のエリザベスカラー、(プラスティックの円盤状のもの)をつけることで、自らかゆくてひっかくのを抑えることができます。
まとめ
結膜炎はかかりやすい病気ですし、慢性化しやすいようなので、症状が疑われる場合は、早めに獣医さんに診てもらいましょう。
予防策としては、清潔にすること。
食事にも気を配ること。
歯の病気から来ている場合も考えられるそうなので、与えるものは安全であることが大事ですね。
アレルギーからくるのか、歯の病気からくるのか、原因は獣医さんがいろいろな検査によって調べてくれるそうです。
刺激となる床材は使わないなど、普段から人間と同様、生活環境には十分注意することが大切です。
そして、トイレはこまめに掃除する。
やはり、おしっこのアンモニアが原因で、結膜炎になることもありうるようなので、病気を治すよりも、病気にならないような生活環境を、整えてあげることが大事ですね。
人にとって住みやすい環境が、他の動物にとっても快適に過ごせると思うので、気持ちよく過ごせるために、おそうじなど、身の回りの環境整備には普段から気を付けておきたいものです。