ヤギは動物園などで見ることができるので意外と身近に居る動物かもしれませんね!
見た目からも分かるように気が荒い性格ではないので人懐っこくふれあいコーナーを設けているところもあるようです。
良く近くで見ると目が怖いと言いますが、性格と姿のギャップがまたカワイイですね!
そんなヤギの舌を見たことはありますか!?
ヤギの舌は変わっているそうです。
それでは今回は、ヤギの舌はザラザラしているのか、何のためにそんな舌をしているのかについてご紹介します。
なぜヤギの舌はザラザラしているの?
ヤギの下はやすりのようにザラザラしていますが、ヤギだけでなく身近な動物でいうと猫の下もザラザラしています。
このザラザラしたものは何かというと「舌乳頭」と呼ばれるもののようです。
実は人間の下にも舌乳頭がありますが、ヤギや猫の方が舌乳頭が発達しているためザラザラしているそうです。
このザラザラとしたヤギは舌は草を食べるために役立っているそうです。
人間もつるつるの箸でつかめないものが割りばしだとつかめるのと同じく、ザラザラしている方が食べやすいからです。
そのため、牛などの草食動物の舌もザラザラしています。
ヤギは塩を舐める!
ヤギだけでなく草食動物は、塩に含まれるナトリウムが大好物のため、塩をなめることがあります。
塩をなめても大丈夫なの?と思う人も居るかもしれませんが、塩は草食動物にとってとても大切な役割を果たすようです。
草食動物が食べる植物にはカリウムが含まれており、このカリウムは生きていく上で大切な栄養素ですが、食べ過ぎてしまうと毒に変わり、筋肉の低下、不整脈、吐き気、嘔吐、しびれ、感覚障害などを引き起こす原因となってしまいます。
そこで塩をなめることによって塩に含まれるナトリウムがカリウムを減らす働きがあるそうです。
草食動物は主食として草を食べるため栄養のバランスを取る為に、塩をなめているようです。
まとめ
今回は、ヤギの舌についてご紹介しました。
ヤギの舌はザラザラしていますが、これは草食動物には多く、身近な動物ではネコも下がザラザラしているようです。
このザラザラの事を舌乳頭といい、これは人間にもありますがネコや草食動物は舌乳頭が発達しているためザラザラしているそうです。
このザラザラは食べ物が落ちないよう滑り止めのような役割をするため草を食べるのに役立っています。
ヤギは塩をなめると言われていますが、草食動物は主食として草を食べ、草にはカリウムが含まれています。
何でもそうですが、食べ過ぎてしまうと毒に変化し、筋肉の低下や不整脈、吐き気、嘔吐などを引き起こす原因となります。
そのカリウムを減らしてくれるのが塩に含まれるナトリウムのようです。
そのため、ヤギは塩をなめて栄養のバランスを保っています。
意味もなくまめている訳ではないという事が分かりましたね。