うさぎは大人しい動物ですが、臆病な動物でもあります。

それに夜行性です。

まず、野生のうさぎは人前に現れることはないでしょう。

しかし何かの拍子で、野生動物とばったり出会うことは少なからずあります。

もし野生のうさぎが怪我をしていたり、衰弱していたりした場合は、連れ帰って飼育することはできるのでしょうか?

調べてみたいと思います。

うさぎ 野生 飼う

野生のうさぎは飼えるのか?

まず、結論からいうと野生のうさぎは飼えません。

もしあなたが、怪我をしたうさぎや子うさぎを見つけた場合は、動物園か動物病院に連れていくのがベストでしょう。

なぜなら野生動物は、鳥獣保護法という法律で守られていて、野生動物の飼育は禁止されているからです。

害獣の、駆除を目的とする場合以外の捕獲は禁止されており、違反すると1年以下の懲役、100万円以下の罰金となります。

捕獲する場合は、都道府県知事の許可が必要です。

捕獲した場合も、10日から30日を超えての飼育は許されません。

30日以上超えて飼育する場合は、また都道府県知事の許可が必要になってきます。

怪我をしたうさぎや、衰弱したうさぎを保護した場合は、速やかにもよりの公的機関に届けでましょう。

もしそれでもあなたが、飼育者になってしまった場合はうさぎの様子をみて元気になったら、山に放してあげましょう。

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子うさぎの場合は、1羽でいたとしても無理に連れて帰ってきては駄目です。

なぜなら、野うさぎの場合は離れたところに母うさぎがいる場合が多いからです。

うさぎは臆病な動物なので、滅多に人前に出ることはありません。

子うさぎが1羽でいた場合は、逃げ遅れた可能性があり母うさぎが近くに潜んで、子うさぎの帰りを待っていることが多いのです。

ですから、たとえ子うさぎが1羽でいたとしても、無理に連れて帰ってきてはいけないのです。

まとめ

野生のうさぎは、飼育することは出来ませんでしたね。

飼育することは出来ませんが、保護することはできるようです。

あくまでも地方自治体に許可をもらい、自然に帰すのが大前提ですけれども、一時的な保護はできるようです。

しかし、あくまでもこれは緊急手段であって、できれば個人で保護するのでは無く動物園や、動物病院などに保護してもらうことをお勧めいたします。

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