ゴリラと聞いて何を思い浮かべますか?
バナナ食べてそう?
某映画のタイトル?
胸をどんどんたたいて怖そう?
動物園で見かける?
そんなイメージですが色々違っていて、あっています。
特に動物園で見かけることもありますが、世界中の動物園を探しても会えないゴリラもいるのです。
会えないゴリラ?マウンテンゴリラをちゃんと知ってますか?
ゴリラは霊長類目ヒト科ゴリラ属に分類されていて、熱帯雨林の低地~高地にかけて縄張りにしています。
体つきも大きく体長85~190cm体重70~200kgで広い胸、太い首と手足をしており、霊長類でも最大級の体格をしています。
食事は主に植物性のもので、果実や植物の葉ですが、時に動物性の物を摂取するためにアリや、クモなんかも食べます。
性格は共寝の時期を除くと温厚で繊細な動物です。
繊細ですのでストレスで体調を崩すことも動物園ではあるそうです。
主に2亜種に分けられて、西部に生息するローランドゴリラと、東部に生息するマウンテンゴリラに分けられます。
日本の動物園で観察することができるゴリラはニシローランドのみです。
マウンテンゴリラはローランドゴリラよりもやや大きく長い体毛を持ちます。
オスの体長は170~180cm体重150kg位で、大きいものだと250kgを超えることもあります。
メスはオスより小柄で体重70~120kg程度のようです。
また、オスの大人は背中の体毛が白くなるためにシルバーバックと呼ばれます。
頭には特徴的なヘルメットのような頭頂の形をしています。
ほぼ完全な植食性でアザミやセロリなど、木の根っこ、木の皮などをたべ、昆虫はあまり食べません。
食事量は1日35~18kgを取ります。
コンゴ民主共和国からウガンダ、ルワンダの国境にまたがるビルンガ火山群とウガンダ南西部にあるブウィンディ森林に生息します。
この地域は標高2000~4000mの湿潤な高地ですが山頂付近は0度程度に下がることもあります。
そしてこのマウンテンゴリラが今絶滅に危機に瀕しています。
原因は、主に森林破壊の住処の減少や、人間の密漁や、食料にするために狩りとられてしまいました。
また、人間に近いことが災いになってしまったのか、人間からの感染症でも命を落としています。
しかし、自然保護団体の活動で少しずつですがマウンテンゴリラの数は増加傾向にあります。
まとめ
ゴリラは、人間より大きな体で筋肉質なため力も強いですが、性格は温厚で繊細な少し以外な動物のようでした。
その繊細さがストレスに弱いことが多いようで、動物園でも細心の注意をはらって環境を整えているようですね。
その動物園でもマウンテンゴリラは数か少なすぎて、まず見ることができなく、数が少なくなってしまった原因も人間のようで、悲しいことですよね。
しかし、近年の数は徐々に増加傾向のようです。
私たちは直接ゴリラを救うことはできませんが、間接的にも保護をバックアップできる機会があれば行いたいものです。