コウモリは冬には見かけませんね。
コウモリは冬眠する動物ですからね。
え?
冬でも飛んでいる?
そうなんです。
最近は都会が暖かいので冬眠しないコウモリもいるようなのですが本当に大丈夫なのでしょうか?
もし冬にコウモリを保護した場合はどうすればいいのでしょうか?
少し調べて見たいと思います。
コウモリの冬の飼育
コウモリの冬の過ごさせ方ですが、保護したコウモリと、ペット用のコウモリでは大きく違ってくるでしょう。
家の近くでよく見かけるコウモリはアブラコウモリといって日本で一番たくさん生息しているコウモリですが、このコウモリは鳥獣保護法によって守られています。
ですから勝手に飼育してはいけません。
親とはぐれた赤ちゃんコウモリや怪我をしたコウモリを保護する時は地域の自然保護課や保健所などに確認しましょう。
もし冬にアブラコウモリがじっとしているのを見つけたら、代謝を抑えるために体温を下げじっとしているのが冬眠の形態なので、家の近くで見つけて弱っていると勘違いしないようにしましょう。
アブラコウモリは11月頃に冬眠を始めると言われていますが、比較的温かい日などは冬でも飛び回ることありますし、冬眠しない場合もあるようです。
冬にアブラコウモリを保護した場合は、充分な栄養が取れていない場合は冬眠が出来ませんので、そのまま冬眠させず餌を与え続けることになるでしょう。
その場合は室温を暖かくしてあげましょう。
ペットとしてのコウモリももちろん居ます。
ペットとしてのコウモリの種類はフルーツバットといいます。
オーストラリア等の亜熱帯が原産でワシントン条約ができる前に輸入されたフルーツバットを繁殖させてペットとして売られています。
一匹、5万円~10万円で売られています。
先程も書いたようにフルーツバットは亜熱帯が原産ですので寒さには弱いです。
冬では室温を20℃~30℃に保つようにしましょう。
湿度は高めに設定します。
フルーツバットは亜熱帯原産なので冬眠はしません。
まとめ
家の近所にいるアブラコウモリは冬眠するコウモリでしたが、冬に保護した場合は冬眠させないという選択肢もあるのがわかりました。
ペットのフルーツバットは元から冬眠しない種類でしたね。
コウモリを保護した場合は必ず近くの地方自治体や保健所に連絡しましょう。