オーストラリアを代表するコアラ、有名なコアラのキャラクターがあったり、日本でも可愛いと人気者です。

そんな可愛いコアラですが、コアラの祖先は一体どんな姿だったのでしょうか?

また、ウォンバットとコアラもどこか似ています。

もしかすると同じ祖先なのでしょうか?

コアラ ウォンバット 違い 祖先

ウォンバットとコアラの違いは何だろう?

コアラとウォンバットの顔を、よく見比べてみると似ていることに気が付きます。

コアラは体長65~82センチメートル、体重は4~15キロと小さくて可愛い動物です。

いつもユーカリの木の上で生活し、ユーカリの葉っぱを食べて過ごします。

おっとりとした雰囲気を持っていますが、ストレスに弱い動物なので人間に触れられるのを好みません。

一方、ウォンバットはコアラを横向きにしたような体形で、コアラと同じように、お腹にある袋の中で赤ちゃんを育てます。

特徴は頑丈な爪と強力な四本足で、地下に穴を掘って巣穴の中で生活しています。

植物の葉っぱや根っこを食べていますが、飼育されているウォンバットは、トウモロコシや野菜なども食べるそうです。

性格はとても人懐っこくて愛嬌があり、日本でも注目されています。

残念ながら日本ではペットとして飼うことはできません。

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ウォンバットとコアラの祖先ってだれ?

コアラの先祖は、ディプロトドンという体長3メートルもある巨大な生物です。

200万年前~5万年前の太古の昔に、オーストラリアに生息していた史上最大の有袋類です。

このディプロトドンは草食動物で、地上で餌を食べていましたが、頭数が増えていく中で生存競争に敗れた弱者が、餌を求めて木に登ったことが始まりだとされています。

木に登ったディプロトドンはどんどん小型になってコアラに進化し、生存競争で強かったものは地上で暮らしつづけウォンバットに進化しました。

まとめ

コアラとウォンバットは、同じ祖先のディプロトドンということがわかりました。

コアラが進化をした理由は、木の上で暮らしながらユーカリの葉っぱを食べて生きていくために、必要だったからなのですね。

コアラとウォンバット、どちらも動物園に行けば見ることができるので、ぜひ動物園で見比べてみてはいかがでしょうか。

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