古来より家畜としてヒトと深く関わり合ってきたロバですが、実はロバの性格は家畜向きではないのです。
ロバは頑固な性格で、新たな環境に移ったり、怪我をすると不機嫌になり、人の言うことを聞かなくなるからです。
同じウマ科のウマとはDNAが97%一致しているようですが、性格は真反対です。
海外では一般的に飼育されているロバですが、日本でも飼育することができます。
特別な許可や申請も必要ないそうです。
日本国内では現在、200頭ほどのロバが飼育されていると言われています。
その多くは動物園などのロバですが、なかには実際に飼育している一般人の方もいらっしゃるそうです。
日本では珍しくも飼育実績のあるロバですが、飼育するとなると一体どれほどの費用がかかるのでしょうか。
今回はそんな気になるロバを飼育する際の費用についてご紹介して行きます。
ロバを飼育したい!その費用は?
ロバは日本のペットショップでは非常に珍しく、売っている場所を見つけるのも一苦労です。
プレミア感があるのか、購入金額は横浜のペットショップで85万円と高めです。
ペットショップで購入すると、平均して35万円から100万円程度するそうです。
次にエサ代ですが、月3000円程度とこちらは比較的安価で経済負担も少なく済みます。
ロバはイネ科の雑草や、笹を好物にしていることから、雑草でエサは済むため安価なようです。
最後に土地ですが、この土地代に最も費用がかかります。
ロバを飼育するためには広い敷地を必要とします。
また、土地だけではなくロバがトイレをしたり、寝て過ごす場所として、いわゆる馬小屋も用意する必要があります。
馬と同程度の敷地面積を要しますので、個人がそれだけの敷地を有するのは難しいかもしれません。
まとめ
今回はロバを飼育する際に必要になってくる費用についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
ロバは85万円ほどするとのことですが、同じウマ科である馬を購入することを考えると比較的安価にも思えます。
ただ、やはりネックになってくるのは土地代と馬小屋といった設備の費用ですよね。
一般人の方が個人的にロバを飼うことは難しいのかもしれません。