古代から家畜として飼育されてきたロバですが、どういった魅力があって今日まで飼育されてきたのでしょうか？
その理由は主に2つあるようです。
1つは、粗食への耐性があることです。
ロバは家畜としては、比較的少ない餌で維持することができます。
過酷な環境下でも生き残れるタフさが他の家畜に比べて優れていることが挙げられます。
2つめは、寿命の長さが挙げられます。
ロバの平均寿命は30年ほどと言われており、犬や猫が10年程度であることを考えると、比較的長生きをします。
こうした２つの背景があって、今日まで5000年に渡り人間と共生してきたのだと考えられます。
ロバはどこの地域で多く飼育されているのでしょうか。
全世界で飼育されているロバの3分の1がお隣の国「中国」にいます。
また、中国の中でも華北ではロバは一般的な食材の１つだそうです。
餃子や肉まん、肉団子などのミンチ料理に多く使われているようです。
さて、こうした背景を持つロバですが、日本でもペットとして飼育することは可能です。
飼育を考えた際に1番に気になるのは、何と言ってもお値段ですよね。
今回はロバをペットとして購入する際の値段についてご紹介して行きます。
ロバをペットとして飼いたい！気になるお値段は？
ロバは日本でも、ペットショップやネットで購入することが可能です。
値段は、生後2ヶ月程度のロバの赤ちゃんで85万円ほどします。
だいたいの相場は、35万〜100万円程度とされています。
ただ値段以外に、ロバがペットショップやネットで売られていることは珍しく、非常に希少です。
飼育したいと思ってもすぐに購入することができるとは限りませんので、その点は注意が必要です。
まとめ
馬とは違い、一般家庭でも飼育することができるロバを今回はご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
日本でロバを飼育している人はなかなか見かけませんが、現在日本では、200頭のロバが飼育されているようです。
ただし、この中には動物園も含まれるので、一般の方で飼育しているのは続わずかでしょう。
ちなみにロバを実際に飼育する場合の月々のエサ代はおよそ3000円程度だそうです。
イネ科の雑草や笹などか好物だそうです。機会があれば飼育することも検討してみてはいかがでしょうか。
