人間の体のパーツをどのくらい知っていますか?
おおまかに言えば頭、腕、胴体、足と4つに分けて表します。
けれど本当は、もっと分かれていて細かく言えばきりがありません。
では、人間以外の動物についてはどうでしょうか?
ここではまず、馬の部位の名称をお話ししましょう。
人間の部位と同じ!?馬の部位と名称!
まず人間と同じパーツとして頭、胴体、前足、後ろ足、尻尾としましょう。
自分の体をヒントに想像をしながら見ていきましょう!
頭のパーツ名称
額から前髪、鼻筋から鼻梁、鼻が鼻梁・鼻孔・鼻、口のあたりから上唇、下唇、顎のあたりは頤(おとがい)、顎の頤(おとがい)のフェイスラインあたりが頤窪(おとがいくぼ)、頬、エラのあたりは咽喉(いんこう)、後ろの首のあたり項(うなじ)、首から背中の手前たてがみ。
胴体のパーツ名称
顎と書いて頸(くび)肩、首から肩までの間が健啖(けんたん)、首から胸のあたり胸前、後ろ首から肩甲骨のあたりキ甲(きこう)、背、腰、みぞおちのあたり肋(ろく)、脇腹のあたり脾腹(ひばら)、腹、脇腹から腰にかけて腰角(ようかく)、尻、下腹のあたり腿(たい)・股(また)、お尻の臀(でん)、尻尾の下あたり臀端(でんたん)、尻尾の付け根が尻根(びこん)、尾。
前脚のパーツ名称
前足の裏側で付け根のあたり肘(ひじ)、前脚の二の腕あたり前腕(ぜんわん)、前腕の下が腕節(わんせつ)、腕節の下が管(かん)、前脚で手首にあたる球節(きゅうせつ)、前脚の手にあたる繋(つなぎ)、前脚と後ろ足の爪にあたる蹄(てい)、爪と指のつなぎめにあたる蹄冠(ていかん)。
後ろ脚のパーツ名称
後ろ脚太ももの付け根にあたる膝蓋(しつがい)、膝蓋の下が下腿(かたい)と脛(すね)、膝にあたる飛節(ひせつ)、飛節の裏飛端(ひたん)、前脚の肘裏と後ろ脚の膝裏にあるくぼみのところが附蝉(ふぜん)・夜目(よめ)。
牡のみの陰筒(いんとう)。
これだけあります。
まとめ
人間の体に例えて、この辺なんですが、あまりにも名称が専門的でわかりずらいかもしれませんがこれが限界ですね。
ただ、人間と馬の名称を同じにしてしまうと迷いが生じてしまうことはこの名を見てお分かりのように、馬だけではなく動物全体(人間をのぞく)は複雑な生き物で、太古の時代から変化していることがおわかりになるかと思います。
共通して言えることは、場所や退化していたりしても持っているものは一緒だということ。
これを通して再度馬の美しさを認識したいものです。