オーストラリアには、たくさんのカンガルーが生息しています。
その数は、オーストラリアの人口約2400万人に対して、カンガルーは約5000万頭にも達していて、人間の数の二倍の数になっているんです。
カンガルーの個体数がかなり増加したため、生態系に問題が起こるだけでなく、家畜のえさやを奪ったり、作物を踏み荒らしたり、さらに人間への攻撃が高くなるためオーストラリアではカンガルーは害獣と見られることがこともあるそうです。
そのため、適度な駆除活動が必要とされています。
今回は、オーストラリアではカンガルーが駆除されているのかということについてまとめていきたいと思います。
カンガルーはオーストラリアで駆除されている?
オーストラリアでは、カンガルーの数が多すぎるために、個体数を管理するということで駆除されています。
カンガルーの駆除に関しては、年間の駆除の割合の設定を設けてカンガルーの駆除、狩猟を許可されているそうです。
なぜなら、カンガルーの数が多すぎるために、国の管理が行き届いておらず、生態系のバランスが崩れてしまっている状態になっており、カンガルーの数が大量増加しているからです。
ですが、カンガルーを駆除することに関して、大きな問題があります。
そもそも人間が、カンガルーの個体数の管理をするべきなのか、そして、個体数の管理をするのであれば現在行われている駆除方法で持続可能なのかという問題が出てきます。
広大な土地のさまざまな場所に散らばっているカンガルーの数を数えるのは並大抵のことではありません。
そのため、一部の生態学者や動物愛護団体からは、カンガルーの駆除は必要ではないと主張もしてるそうです。
カンガルーを駆除する前に、全ての関係者の意見を聞く必要があると言っています。
そして、、カンガルーの数を減らすために駆除するには、持続可能な個体数を維持をし、駆除するカンガルーの数を最低限にし、カンガルーの痛みや苦しみが少ない方法を探すべきだとも言っています。
なので、現在もカンガルーの駆除に対しての議論は続いているようです。
まとめ
カンガルーの駆除は現在も行われています。
ですが、カンガルーの駆除に関しては現在でもさまざな議論があるようです。
人間とカンガルーにとって、問題が起きることなく、互いに平和に暮らすことが一番なのではないでしょうか。