カンガルーという動物は有袋類という種類に分類されます。
そのため、カンガルーの腹部には袋があります。
その袋の中には、子どものカンガルーが入っています。
カンガルーの子どもは、ある程度大人に成長するまで袋の中にずっと入っている状態になります。
袋の中にずっと入っているということは、袋の中に排泄物などの汚れや臭いが残ってしまいます。
ということは、排泄物などで汚れてしまった袋は、誰が掃除しているのか気になると思います。
そして、カンガルーの袋の中の臭いはくさいのでしょうか?
なので今回は、カンガルーの袋の中は誰が掃除をしているのか、そして袋の中の臭いはくさいのかを紹介したいと思います。
カンガルーの袋はどのように掃除しているの?
子どものカンガルーは、母親のカンガルーの袋の中で成長していきます。
その成長過程で、必ず排泄物を出すため袋の中が汚れてしまいます。
排泄物などで汚れてしまった袋の中の掃除は、なんと母親のカンガルーが掃除をしているんです。
母親のカンガルーは袋の中を定期的に掃除をします。
その掃除方法は、自分の袋の中に顔を入れて、排泄物を舐めて掃除をします。
排泄物を舐めて掃除をするのは汚いと思う人もいると思いますが、子どものカンガルーは母乳しか飲んでいません。
母乳しか飲んでいないため、その排泄物はそんなに汚くありません。
さらに、子どものため体の大きさも小さいため、排泄物の量も少ないです。
なので、母親のカンガルーは、人間でいうオムツ交換の代わりに、袋を自分で舐めて掃除をしているということになります。
カンガルーの袋の中の臭いはくさい?
カンガルーの袋の中は、子どもがずっと入っているためくさいのではないかと言われています。
ですが、子どもがいるときの袋の中は実はあまり臭くないとされています。
それは、母親のカンガルーが自分の袋の中を掃除しているからです。
そして、母親のカンガルーは子どもが生まれる前にも袋の中を自分で舐めてキレイに掃除をします。
そのため、子どもが生まれる前と子どもが袋の中にいるときの袋の中の臭いはあまり臭くはありません。
逆に、子どもがいないときの袋の中の臭いはかなりくさいと言われています。
子どもが生まれる前や子どもがいるときの方が、袋の中の臭いはあまり臭くないということになります。
まとめ
今回はカンガルーの袋の中の掃除と臭いについて紹介しました。
まさか、子どもの排泄物を母親のカンガルーが舐めて掃除をしていたんですね。
そして、臭いも子どもがいないときの方がくさいということもわかりました。
母親のカンガルーは、子どものために袋の掃除をしていたんですね。