人間で高齢になると良く聞く白内障。
水晶体が白く濁ってしまい、視界が悪くなり最悪の場合は失明になる病気です。
ハリネズミも白内障になるのでしょうか?
出来ることなら避けたい白内障ですが白内障になる原因や対策はあるのでしょうか?
ハリネズミの白内障についてご紹介します。
ハリネズミの目も白内障になる?
人間だけでなくハリネズミや他の動物にも白内障はあります。
その原因はいくつかありますが、ひとつは高齢になるとおこります。
高齢以外の原因には目に傷が入った場合に起こることもあります。
肥満などの栄養バランスの乱れによっておこることも多いようなので栄養バランスには気をつけましょう。
遺伝が原因の事もあります。
高齢の場合には避けて通ることができないですが、栄養バランスは肥満や栄養失調にならないように偏った食事は避けましょう。
若年性白内障の場合には遺伝の可能性も高くなります。
白内障になってしまった場合には治療は難しいとされています。
対策はきちんと栄養バランスのとれた食事、けがに注意することです。
治療や完治は難しいですが、元々ハリネズミは視力が弱い動物なので、匂いや音で判断して生活できる能力があります。
なので失明しても生活が困難になることは少ないでしょう。
しかし、生活のフォローや白内障になると緑内障も併発する危険があるので注意しましょう。
まとめ
できれば発症してほしくない白内障ですが、加齢によるものは避けて通れません。
国内で飼育されているハリネズミには肥満による白内障も多いようなので、栄養バランスを整えるなど飼育方法を気を付けて防ぐことの出来ることは気をつけましょう。
治療による完治は難しくても住みやすい環境を作ってあげるなどフォローしてあげるとよいですね。
ハリネズミ本来の嗅覚や聴覚の良さで白内障による視力の低下や失明は補えるでしょう。
目が濁っている気がする場合や目やにが出ているなど、ハリネズミの目で気になる点があればなるべく早く病院を受診するようにしましょう。
元気に遊びまわれる環境で過ごせますように。