鹿の鳴き声って聞いたことありますか？
あまり一般的には知られていないかもしれませんが、鹿はとても特徴的な鳴き声をしています。
一体どんな声なのか、気になりませんか？
自然が豊かな環境に住んでいると、鹿の姿を見たり声を聴いたりすることはわりと多いですが、都会にいるとなかなかその機会もないですよね。
今回は、一般的な鹿の鳴き声とその種類や意味について調べてみたいと思います。
鹿が鳴き声を発したら警戒している？
鹿の鳴き声といっても色々で、警戒している時、威嚇している時、繁殖期にオスが発する声、メスや子供が発する声などその種類も多種多様です。
それぞれどんな声なのでしょうか？
最も耳にする機会が多いのは、やはり警戒している時のようです。
危険が迫った時やちょっと警戒を始めた時などに、突然とても甲高い声で短く鳴きます。
ピャッ！キャッ！キャン！などと表されるような声で、オスもメスも同じように声を出します。
一般的にはオスの方が力強く大きな声で鳴くようです。
この他、威嚇している時はゲゲゲゲゲ、クククククなど不思議な声を出すこともあります。
また繁殖期のオスは、自分の縄張りを主張してキャーッ！と物凄い叫び声をあげるので、ちょっと怖いと感じる人も多いようです。
というのも、女性の悲鳴や鳥の叫び声のような声にも聞こえるからです。
また、オスがメスを呼ぶ声もとても特徴的で、キューンギューと長い遠吠えのような鳴き方をします。
初めてこの声を聞いた人は、本当にあの鹿から出ている声だろうかとビックリすると思います。
余談ですが、この呼び声を真似たシカ笛でオス鹿を呼び出して、出てきたところを狙い撃ちするコール猟という狩猟法もあるようです。
繁殖期最初の1-2週間限定で、許可されているようです。
縄張りを荒らされたと思って出て来て撃たれるのは、なんだか可哀そうな気もしますが、体格の良いオスをおびき寄せることができるので、猟の効率は良さそうです。
一方、メスは子供の鹿とのコミュニケーションなどの際にちょっとした声を発します。
ギィーやチィーなどと例えられる声なのだそうです。
また人に慣れているメス鹿は、なんとおねだりでこの声を出すこともあるのだそうです。
まとめ
鹿の鳴き声には、色々なパターンと意味があることが分かりました。
あまり身近では鳴く鹿を見ることはできませんが、山登りなどをしていると運がよければ鹿の声を聞くことが出来るかもしれません。
