日本にはさまざまな方言があります。
中には「えっ!?」
と他県の人に驚かれてしまう方言も。
方言で、サメのことを「ワニ」と言う地域があるそうなのですが?
一体どこの地域の方言なのでしょうか。
またなぜ、そのような方言があるのでしょうか。
方言の謎について今回は注目していこうと思います。
ワニとはサメのことを言う方言はどこの地域?
サメのことを「ワニ」と言うのは、中国地方の、
- 島根県
- 兵庫県
こちらのエリアの人だけとなっています。
と言っても、島根県と兵庫県の人が全てこのような方言を使うわけではありません。
その中でも、一部の地域の人々にしか使われない方言となります。
またこちらの方言は昔の方言であるため、一部の地域に該当する人の中でも若い人は使いません。
一部のお年寄りが使う方言となっています。
サメのことを「ワニ」と言ってしまう中国地方の一部の地域の人々ですが、水族館で泳いでいるサメを見ても「ワニが居る!」とは実は言いません。
ちなみにですが、水族館に居るサメは「ワニ」ではなく「フナ」ということがあるんだとか。
これもお年寄りの方言で若い人は使用していません。
「なんで!?サメのことを「ワニ」って言うんだよね!?」
と疑問に感じる方も居るでしょう。
実はサメのことを「ワニ」と言うと言っても、生きているサメのことを「ワニ」と言うわけではありません。
サメを使って作られた料理のことを、「ワニ料理」と呼ぶということになります。
サメは、刺身にしたり煮つけにしたりして食べられます。
中国地方では、サメを使った料理を食べることが他のエリアの人よりも多いんだとか。
まとめ
今回は、サメのことを「ワニ」という方言について紹介していきました。
- サメのことを「ワニ」と呼ぶのは中国地方の一部の地域の人のみ
- 昔の方言であるため若い世代の人はこの方言を使用しない
- サメ料理のことを「ワニ」と言い、水族館のサメは「サメ」である
いかがでしたか!?
方言っておもしろいですよね。
今回紹介した方言については、豆知識として覚えておくといいでしょう。