ブヨに刺されると傷口から汁が出てくることがありますね。
あの汁が一体何なのか、また感染のリスクや止まらないときにどうすれば良いかなど解説していきたいと思います。
目次
ブヨに刺された傷口から汁が……他人にうつるの?
ブヨに刺された後に傷からでる汁は毒の成分そのものである可能性があります。
ほかの人の肌や傷に付着してしまうとそこから炎症する場合があります。
毒じゃなかったとしても、あまり人につけて気持ちの良いものではないので他人には触れないように注意しましょう。
もし汁が出た場合には患部をよく洗い清潔にしてからポイズンリムーバーなどで毒をすべて吸いだすようにしましょう。
ブヨに刺され汁が止まらない場合はどうすればいい?
傷口が膿んでおり、そこから汁が止まらない場合は、虫刺されによるものではなく傷から細菌が入り感染症となった可能性があります
その場合は虫刺されの薬やかゆみ止めではなくゲンタシン軟膏などの抗生剤が入った薬を使用しましょう。
化膿した状態を放置していると膿みが全身に広がり敗血症など危険な状態になる可能もあります。
もし膿みが酷いようであれば自分で何とかしようとせず病院に行ってみてもらいましょう。
化膿した傷口にやってはいけないこと
消毒
消毒をすると実は人間の細胞も死んでしまいます。
しかも消毒してもばい菌がすべて消えることは無く結局増殖によって増えます。
また消毒することで治りが早くなるという医学的根拠はありません。
ですので化膿した場合は消毒せず傷口を洗うなどして清潔にし、自然治癒に任せましょう。
傷口を乾かす
傷口を乾かしてしまうと皮膚を治す働きをする浸出液が無くなってしまい、傷の治りが悪くなります。
できるだけ乾燥させないように気をつけましょう。
ガーゼを当てる
ガーゼを当てると傷を治すために必要な浸出液を吸い取ってしまうので傷の治りが悪くなります。
傷を保護する場合は、傷口をよく洗った後ラップフィルムにワセリンを塗り傷口を覆ってテープなどで固定するようにしましょう。
まとめ
まとめとして傷口からでる汁を他人につけると感染のリスクがあるので他人につけてはいけません。
膿んではないが汁が出る場合は毒である可能性があるのでポイズンリムーバーで吸い出しましょう。
膿みが酷く患部の症状が悪いときは速やかに病院へ行くようにしましょう。