なにかしらの病気になり食べられなくなったうさぎには強制給餌が必要です。
しかし、その強制給餌を嫌がることがあります。
その原因と対策について調べていきます。
うさぎが強制給餌を嫌がる理由
うさぎが強制給餌を嫌がる原因はいくつかあります。
まず人間でもそうですが、おなかがいっぱいになると苦しくてなかなか食べられません。
食事を無理に口に入れようとした時の恐怖感は図り知れないものがあります。
食べなれていないペレットや、味が気に入らなかったときなども強制給餌を嫌がる理由です。
はじめに、おなかがいっぱいで食べられないというのは、その多くが満腹というのではなくて、ガスなどがたまっておなかの張ってしまい消化不良となっていることも考えられるため強制給餌してはいけないのかもしれません。
その時は必ず獣医さんに相談してから強制給餌をはじめるようにしてください。
無理やり口の中に入れられるというのは、何をされるのか分からない不安に襲われてしまいます。
それは少しでも避けたいものです。
うさぎもきっと抱っこしてあげると安心して身を任せられるはずです。
それから、やさしく声かけしつつ、なでてあげて右の口角のあたりからシリンジを入れて、前歯の後ろ側に1mlくらい入れて、もぐもぐゴックンさせてあげることを繰り返していくと、だんだんと強制給餌も嫌がらなくなっていきます。
うさぎが強制給餌を嫌がる最大の理由は、味もさることながら食感も大きく関係しています。
それは、食べ慣れているペレットであったとしても、うまくペースト状になっていなかったりすると、もぐもぐする感覚も変わってくるので受け付けられなくなってしまいやすいです。
まとめ
うさぎに強制給餌することは、お互いにストレスになり、嫌がってなかなかうまく食べさせてあげられない状況が生まれると考えられます。
お互いの信頼関係を構築して、徐々に強制給餌を慣らしていくと嫌がらずに食べてくれて元気になっていきます。