“ヒィヒィ~ン!ぶるぶる” 声と前足を連想させるように手を上げて馬を表現しますが、では機嫌がいいとか機嫌が悪い時の馬を真似てみたことはほとんどありませんよね。

ですが、馬の感情はどこで見るのがわかりやすいのでしょうか?

ちなみに犬や猫の場合“しっぽ”を見るとその時の感情がわかるんです。

しっぽを股の間に入れているときは怯えや警戒をしています。

犬の場合、しっぽを持ち上げた状態で左右にちぎれんばかりに振っているときはうれしさや興奮。

猫の場合、しっぽを立てているときは甘えているときなど。

身近な動物は比較的わかりやすいのですが、動物園の動物は解説がない限りなかなか難しいものがあります。

そこで馬のしっぽでどれだけのことがわかるのか簡単に解説しましょう。

はたして感情を表すのでしょうか?

馬 尻尾 感情

馬は語る?!尻尾の動きの感情をチェック!

実は馬のしっぽは左右に振られているときは意外にも気持ちを表すより先に『虫』を追い払っているんです!

馬の体は体毛が短いため害虫が付くとその長いしっぽで鞭のように使っています。

そのため胴体から後ろ足にかけてバサッと振っていたんです!!

馬の尻尾は(白馬のみ)ヴァイオリンの弓に使われるので当たると以外にも痛いくらい振っています。

届く範囲は胴体の約半分で、頭や前脚に至ってはブルブルっと皮膚が痙攣したような動きをすることがあります。

これは『皮筋』(ひきん)と言って皮膚の下の筋肉を震わせることで虫を追い払っています。

この『皮筋』は全身にはないので鞭のような尻尾が活躍するんです!

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また犬や猫と同じように股の間にいれてしまうのは恐怖や不安を表し、何か違和感を感じた時などは少し注意が必要です。

尻尾をさげたままでいるときは暴走しやすくなるので周りに近づきすぎない、興奮をさせないことがお勧めです。

尻尾を高く上げて走り回っているときは興奮していたり、喜びを表現していることが多いので颯爽と走り回る馬も要チェック!です。

まとめ

馬の尻尾で感情表現を読み取るのは並大抵のことではないにしろ、いかに馬に対しての理解つまりは愛情を注いであげることができているかがキーワードとなるようです。

それにともない馬も安心してバサバサではなくパサパサと優雅に尻尾を振ってくれるような環境を作ることが最も重要ではないでしょうか?

馬のパフォーマンスを出しやすくしてあげるのも人間ですからもっと理解してあげないといけないですよね!

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