現在、オーストラリアで生息しているコアラの頭数は、10万頭以下だと言われています。
コアラの頭数が激減していることは明らかです。
なぜそんなに多くの命が失わるのでしょうか。
オーストラリアでコアラが減少している理由とは?
コアラが減っているのは、生息地の減少ということがわかっています。
生息地が減ったということは、コアラの唯一の食べ物のユーカリの木が減っているということです。
これは都市開発や、農業のための森林伐採であったり森林火災などが挙げられます。
また、もう一つの理由にコアラの狩猟による頭数の減少があります。
人間はコアラの毛皮を売って利益を得ていたのです。
1930年年代までに、なんと数十万頭ものコアラが利用されたそうです。
その結果、南オーストラリアではついにコアラが絶滅し、東部方面のオーストラリアでもコアラの数は、とても少なくなってしてしまいました。
オーストラリアのコアラの頭数の変化について!
オーストラリアでは、コアラの住める場所が引き裂かれてばらばらになりました。
そうなるとコアラの住める場所が限られてくるので、一部の場所では増えすぎてしまうこともありました。
すると、餌のユーカリの木がなくなってしまうと問題になり、増えすぎたコアラは間引きという処理をされてしまうのです。
人間の都合のいいように、コアラの数は増えたり減ったりと変化してきたのです。
ですが、絶対的な頭数は減少しているため、これ以上コアラを減らさないようにすべきだと考えています。
アメリカ政府は、コアラを絶滅危惧種と認めていますが、オーストラリア政府は依然コアラの保護について対応をせず、すべて州に任せている状況です。
まとめ
みんなに愛されている可愛らしいコアラですが、実は人間の手によって頭数の危機にさらされていることがわかりました。
何千万年の間オーストラリアで生き抜いてきたコアラを守り、オーストラリアが国を挙げて森林伐採をやめなければなりません。
そしてコアラを守る活動が広がって、コアラだけでなく地球上のすべての絶滅の危機にある動物も、守れるようになればいいですね。