誰もが知っている動物だと言っても過言ではないほど有名な「パンダ」。

様々なキャラクターに起用され、目に入ることも多いです。

動物園でも貴重な存在であり、赤ちゃんが産まれると報道されるぐらいのことなのです。

そんなパンダが絶滅危惧種であったことをご存知ですか?

ジャイアントパンダ 絶滅危惧種 理由

ジャイアントパンダが絶滅危惧種を解除された理由って?

そもそも、ジャイアントパンダが絶滅危惧種であった理由は何か?

それは、竹林伐採や農地開発によってパンダの生息地が破壊され、生きていくことが出来なくなってしまったこと。

そして、毛皮の売買を目的とした狩猟などにより個体が激減してしまったこと。

これらが原因でパンダは20世紀には、遂に絶滅危惧種とされたのです。

この理由はジャイアントパンダに限らず、現在でも問題になっている動物たちは存在しています。

しかし、ジャイアントパンダは現在長年の保護活動により、絶滅危惧種から解除されています。

世界自然保護基金(WWF)は、自然と動物保護を訴えるためジャイアントパンダをシンボルキャラクターとして起用していました。

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WWFのパンダの保護活動のレポートによると、2000年時点でジャイアントパンダの個体数はおよそ1,600頭あまり。

野生のジャイアントパンダが唯一生息する中国で、数十年に渡り行われた保護活動により着実に個体数は増えていきました。

2016年では約2,000頭になり、16年で約400頭増えたことになります。

中国国内でまずは13か所に自然保護地区を設立しました。

パンダにとって、竹林は欠かせないもの。

守るため保護区を作り、周辺の人々にも協力を呼びかけ補助金支給なども行いました。

保護資金を調達するために、パンダを海外の動物園などへの貸し出しを行いました。

日本の動物園で見られるパンダたちも、こうして中国からレンタルしているのです。

保護地区も増え、現在はその努力の甲斐もあって、絶滅危惧種から解除されています。

まとめ

絶滅危惧種ではありませんが、ひとつ下の危急種でありまだまだ安心は出来ません。

中国でも、常に危機の意識を保ち保護活動を続けています。

失ったものを取り戻すことは本当に大変なこと。

常に意識をして動物たちを守っていきたいです。

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