うさぎは元々声帯がないので鳴くことができません。
ではどうして相手に気持ちを伝えるのでしょう。
それは自分の感情表現を体で表すのです。
動物の本能ですよね。
うさぎのストレスがある時の行動とは?
うさぎが飼い主に不満があるときや何かを要求する時、また、怒っているときなどは体を使って相手にアピールします。
どうやッて伝えるのかというと、うさぎの後ろ足を地面に強くたたきつけることで、不快な感情を表します。
これを「スタンピング」と呼んでいます。
また、ストレスを感じているときはよく、自分の体毛を毟り取る仕草をしたりして表現します。
うさぎは音や気配、匂いなどにすごく敏感で、ストレスを感じやすい動物です。
同居ペットに、犬や猫などもうさぎのストレスの原因となるのです。
また、うさぎは規則正しい生活を好みます。
飼い主の都合で夜更かしなどさせたりすると、ストレスを感じやすいです。
とてもデリケートな動物だということを、忘れないでください。
うさぎはストレスを感じ取ると、食欲不振をおこします。
うさぎは吐くことができないために、ガスや毒素が腸内にたまってガスによる胃腸の膨満感により、さらに食欲をなくしてしまいます。
他にも、毒素によるダメージによって、下痢を起こし、徐々に衰弱していきます。
うさぎはストレスが溜まるとケージをかじったりします。
ケージに混ざっている塗料等を口にしてしまうと、病気にもなりかねません。
かじるおもちゃを与えておけば、ケージをかじらずに退屈しないで遊ぶのじゃないでしょうか。
かじることのできるおもちゃはしつけにもなりますし、ペットショップで購入できます。
いくつかの種類を用意してうさぎに与えたらどうでしょうか。
まとめ
うさぎのストレスの原因を突き止め、どうしてストレスを感じているのかをいち早く見つけ出し、解消してあげることが先決です。
うさぎは規則正しい生活をします。
夜更かしや、食事の邪魔をするなど飼い主が構いすぎるのも、ストレスの原因となります。
基本的には、毎日決まった時間に30分~2時間ほど遊ばせてあげるのが、ストレスを解消する元となるのです。
神経質で怖がりのうさぎです。
徐々にゲージから外に出してあげて遊ぶことも、うさぎにとっていろんな経験を積み重ねることも大切なことです。