最近は、家庭で飼うペットの種類も多くなってきました。
中でも、ハリネズミも小さくかわいいので最近、多くの家庭で飼われています。
ハリネズミは、犬や猫のように大きくならないので手のひらサイズで可愛いですね。
そこで、ハリネズミを飼う時に気にしなければならないのがダニの発生です。
ハリネズミは体を針で覆っています。
ハリネズミの無数の針の隙間に、ダニが住みやすくなっているのです。
ハリネズミにはいろんな種類のダニが住み着く!
ハリネズミに多く見られるダニには「マダニ」、「ミミダニ」、「ニキビダニ」、「疥癬(ヒゼン)ダニ」などがあります。
ハリネズミを飼っていて、針が落ちていたということはありませんか?
ハリネズミの肌が、赤くなっていると気づかれたことはありませんか?
そのようなときは要注意です。
ハリネズミの肌はピンク色です。
そのピンクが赤く腫れあがっていたときは、ダニが潜んでいると疑ってもいいでしょう。
ハリネズミにダニを近寄らせない方法の1つとして、砂遊びを頻繁に行うということです。
砂はハリネズミの針の奥まで入り込み、皮膚を砂でこすり、ダニを追い払います。
また、お風呂に入れてあげてダニを洗い流すのも効果的です。
ダニの中でも一番厄介なのが、疥癬(ヒゼン)ダニです。
季節的には夏よりも秋冬に多く、春に減少し始めます。
この疥癬(ヒゼン)ダニに感染すると、かゆみでかさぶたを作り、フケが出たり針が抜け落ちたりします。
ひどい場合は円形脱毛症になり、食欲不振やストレスから命を落としてしまうこともあります。
ハリネズミから落ちた針やかさぶたなどに触れると、人でも感染する場合があります。
ハリネズミの疥癬(ヒゼン)ダニの場合、フケやかさぶた、抜け針のような症状が現れますが、人の場合、湿疹、または強いかゆみしか出ません。
そのために、ただの虫刺されかアトピーと勘違いをして治療が遅れることも多くあります。
もし、ハリネズミやペットを飼っていて、かぶれや強いかゆみなどが出た場合は、病院で適切な治療を受けることをお勧めします。
まとめ
ペットショップで売られているハリネズミ。
ショップにはいろんな種類の動物がいます。
どのような経路でダニが潜んでいるかわかりません。
ハリネズミを飼いだしたときに、病院で検診をし、ダニが付いていないかどうか調べてもらうのもいいでしょう。