最近ではペットとしての注目が高まってきているヤギ。

犬やネコ等の一般的なペットに関しては、多くの人が家庭で飼うにあたってのある程度の情報やイメージをお持ちだと思いますが、ヤギに関しては殆どの人がよくわかっていないのではないでしょうか。

その中でもペットを飼うにあたって、どれ位一緒に過ごすことが出来るかというのは気になるところだと思います。

では、ヤギの平均寿命はどのくらいなのでしょうか?

ヤギ 平均 寿命

ヤギは長生き?平均寿命は?

ヤギの平均寿命は10~15年ほどとされており、ペットとして一般的な犬や猫と同じくらいの寿命です。

なかには20年近く生きたヤギもいるそうです。

ただ、一概に寿命と言っても色々な要素が含まれています。

その中でも大きな要因としてあげられるのが病気の問題です。

ヤギは環境の変化に適応しやすく、健康で病気になりにくい動物ですが、当然のことながら生き物である以上病気になることはあります。

一般的に犬や猫は人間と同じような病気にかかることが多いのですが、ヤギの場合はその点に関してはそれほど心配する必要は無いようです。

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ただし、ヤギには家畜病の一つである腰麻痺という病気があります。

この病気は蚊に刺されることで感染し、脊髄が病気になることで腰が弱くなり、後ろ足が不自由になってしまいます。

屋外で生活動することが多いヤギにとっては、蚊という存在は切っても切り離すことが出来ないことであり、ヤギの寿命に関して言えば大きなウェイトを占めてくると言えます。

ペットとしてヤギを飼うのであれば腰麻痺に気をつける必要があり、特に夏場に関しては徹底した蚊の対策が重要になってきます。

他にも線虫病という寄生虫から感染し、食欲不振や下痢を引き起こす病気やシラミやダニ、カビ菌から起こる皮膚病があります。

しかし、この二つの病気に関しては、予防薬や治療薬があるのでペットとして飼う際でもそこまで神経質になることはないでしょう。

まとめ

どの生き物にも言えることですが、病気は寿命に関わる大きな要因です。

人間に当てはめると分かりやすいと思いますが、日々の医療の進化により、昔に比べて寿命は飛躍的に伸びております。

特にヤギに関して言えば家畜としての側面が強く、人間の生活に近いところで共存していく動物であることを考えると、今は10~15年の寿命が延びていくことは十分に考えられます。

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