猿は動物園などでも見ることができますが、住宅街に降りてきた!なんていうニュースもありますよね!
農作物や人にも被害を与えることもある動物です。
猿は人間に似ていることからとても頭が良く知能が高いというイメージがあるようですが、「猿」は理解力が低い、思考パターンが単純である、頭が悪い人などという意味で使われることもあるようです。
欧米では、猿は黒人を思わせることから差別する言葉として用いられることもあるようです。
そんな人に害を与える猿は飼育することができるのでしょうか?
駆除するのにも許可は必要なのでしょうか?
それでは今回は、猿の飼育や駆除するために許可は必要なのかについてご紹介します!
猿の飼育許可は必要なの!?
猿には沢山の種類がおり、その種類によっては人の命や体、財産などに害を加える可能性があるものもいます。
そのため、特定動物に指定されているものも多いようです。
猿だけでなくゴリラやオラウータン、チンパンジー、オマキザル科の猿の中には特定動物に指定されている種類も多いようです。
特定動物に指定されている猿を飼育する場合には、都道府県知事の許可を受け、法令で飼育環境が規定にあっているかどうかなど検査を受ける必要があるそうです。
許可を得ることができた場合、許可申請を5年ごとに継続して行う必要があるようです。
猿を駆除するために許可を取らなければいけないの?
猿を駆除するには、「鳥獣保護法」によって、自治体の許可が必要となるようです。
住んでいる市町村に問い合わせてみることをおすすめします!
駆除したい場合には、農作物等に被害がでており、捕獲方法や期間、頭数、地域、捕獲後どうするかなどを細かく記載して申請をだし、有害鳥獣捕獲として許可を得ることができれば捕獲、駆除することができます。
猿を駆除するのに便利なのは電気柵です。
1秒ごとに通電するタイプの電気柵が良く、猿用の電気柵も販売されているようです。
まとめ
今回は、猿の飼育に許可は必要なのか、猿を駆除するのには許可が必要なのかについてご紹介しました。
猿の種類によっては特定動物に指定されているものもいようです。
特定動物に飼育されている猿を飼育したい場合には、都道府県知事の許可を得る必要があります。
許可申請は5年ごとに行わなくてはならないようです。
猿の駆除も自治体の許可が必要なので、猿による被害にあっているひとは自治体に確認してみることをおすすめします!