うさぎは「お風呂に入れてはいけない」とよくいわれます。
これはうさぎが高温多湿に弱く、その上低温にも弱い特徴を持っているからです。
うさぎは、水に濡れてしまうと水分が蒸発する際に体温が急激に低下してしまったり、また急激に乾かそうとしてドライヤーの熱にやられてしまったりします。
そうならないように気をつけると、今度は湿気でダメージを受けてしまうという、実に扱いかたが難しい特徴を持っています。
とはいえ長い間飼育をしていれば、どうしてもお風呂に入れなければならない状況があるのもまた事実ですので、そうしたことを踏まえていつからどのように、お風呂に入れたらよいのかをご紹介します。
うさぎはいつからお風呂に入れてよいのでしょうか?
うさぎは大変デリケートな動物で、体温調整を行うことが苦手です。
また体が小さいので、体温が急激に変化してしまうと一気に体調を崩してしまうことが多くあります。
そうした点を踏まえると、水に濡らすことのダメージは大変大きく、ある程度の年齢になったうさぎでも、出来る限りはお風呂に入れるべきでないといえます。
ですが、実際にはウェットティッシュや温タオル、ブラッシングなどでは対応出来ない排泄物による汚れが体に付着してしまうこともあり、そうした場合はどうしてもお風呂に入れてシャンプーなどで洗ってあげる必要性が出て来ます。
では、仮にどうしてもお風呂に入れなければいけないような状況になった場合、いったいいつ頃からお風呂に入れても良いものなのかというと、生後2ヶ月以降からといわれています。
もちろん、これは体の大きさや体力などから考えられた一般的な年齢ですので、2ヶ月以降なら体調を崩していても大丈夫ということではありませんので注意は必要です。
うさぎはお風呂でどのくらいのストレスがあるのか?
うさぎは、水が大変苦手な動物です。
また高温多湿な環境や低温にも弱く、お風呂という環境は、うさぎにとっては全てがストレスであるといえます。
ですので、実際にはうさぎをお風呂に入れることは出来る限り避けたほうがよく、どうしてもお風呂に入れなければならない場合は、うさぎはそうした大きなストレスを受けていると認識して、入れてあげることが大切です。
まとめ
うさぎは、普段体を舐めて清潔さを保っています。
また高温多湿な環境や低温に弱く、お風呂という環境はうさぎにとっては実に大きなストレスがかかっています。
出来ることならば、お風呂以外の方法で汚れをとってあげることが最良ですが、どうしてもお風呂に入れなければならない場合は、そうしたことを理解した上でお風呂に入れてあげることが大切です。