クマノミ以外の海水魚は、イソギンチャクに触ったら毒によってなくなってしまう恐れがありますが、クマノミの仲間はイソギンチャクに触れても平気で、中に入って外敵から身を守る行動をします。
どうしてクマノミは、イソギンチャクに触れても平気なのでしょうか。
それは、クマノミに付着している粘膜が、他の海水魚よりマグネシウムが海水濃度より10倍高い数値だというのが、秘密ではないかと研究結果により解明されたのです。
イソギンチャクというのは、海水のマグネシウムが下がってきたときに毒を出す仕組みになっているので、クマノミはイソギンチャクから毒を出させない程のマグネシウムを持っているからなのです。
毒に強かった訳ではないです。
ですので、クマノミはイソギンチャクと一緒にいても毒を受けることがないので安心していることができます。
クマノミが一緒に入れるイソギンチャクは、どのくらいの種類あるのでしょうか。
海水魚と相性の良いイソギンチャクの種類とは?
イソギンチャクと一緒にいれるので、一番海水魚の中で人気があるのがクマノミとの組み合わせです。
イソギンチャクというのは、無脊椎動物ですが特殊な性質があるので、相性などを理解してお互いに健康なものを購入し、育てることをおすすめします。
クマノミと共生するイソギンチャクは殆どすべて大丈夫ですが、その中でもおすすめなのが、イボハタゴイソギンチャク、センジュイソギンチャク、シライトイソギンチャク、サンゴイソギンチャク、ハタゴイソギンチャクになります。
イソギンチャクをもっとも長生きさせるコツというのは、光合成を行うことなので、ライドランプなどの光量が多い照明で当ててあげるのが健康な状態を保つ秘訣になります。
まとめ
水族館などにいっても、クマノミがメインの水槽でも必ずと言っていいほどイソギンチャクは一緒にいます。
シュノーケリング等行ってクマノミがいても、イソギンチャクの中にささっと隠れてしまいます。
それほど二人の相性は良いということなのです。